2008/06/14

小型モニタースピーカー FOSTEX PM0.4

コストパフォーマンス抜群で話題のアンプ内蔵小型スピーカーを購入した。このFOSTEX PM0.4は、2006年に発売されたもので、品薄状態が今でも続いているという。実際に5月に注文して納品は7月末とか言われたけど、意外と早く、本日到着した。価格は2本で14,800円だった。



音質

PC兼ポータブルCD用として気楽に利用するつもりで買ったのだが、予想以上によい音でびっくり。うちにある唯一のオーディオ、BOSEのWaveRadio/CDとの比較になってしまうが、FOSTEXは、まともな音がするというのが第一印象。解像度も高く細かな部分まで、ちゃんと聞き取れる。高域でのハイハットの動き、低域でのベースとキックの区別、各楽器のエフェクトの掛かり具合まで。音のバランスもよいと思う。これを聞いてしまうと不自然な鳴り方のBOSEは「いらないや」と思えてしまうほど。このスピーカー15,000円と、ポータブルCDプレーヤー5,000円、合わせて2万円システムは、とにかく安くよい音を出したいと考えた場合、現時点で最強のシステムではなかろうか。言い過ぎか。

ディテール

ツイーターはピカピカしている。そのまわりには薄いスポンジシートが貼られている。

ウーハーはいかにも紙という感じ。センターには妙なシワシワがある。

このPM0.4は、ペアで買っているが、左右とも全く同じ。つまり、電源も2つ必要になり、ボリュームも各スピーカーごと行う。扱う上で、やや面倒ではあるが、贅沢な構成だ。普通だったらアンプは一台にしてコストを下げると思うのだが、そういうことをしていない。ステレオで扱うことを限定していないプロっぽい仕様だ。

背面には電源スイッチ、ボリュームつまみ、入力端子(TRSフォーン/RCAピン)などがある。こういうコントロールが背面にあるのは一般家庭では使い勝手が悪くなる。まぁこれはスタジオ用ということなので仕方ない。夏場はヒートシンクからの放熱はけっこうある。

入力は業務用でよく使われているTRS(バランス入力)と、一般家庭用のRCAの2種類。 RCAで使っていて、携帯電話がかかってくると電波を拾ってすごいノイズになるが、TRSでは、ノイズがキャンセルされるので、そういうことはない。 ちなみにPM0.4の後継機種のPM0.4nはTRSのバランス入力は廃止になり、TSのアンバランスになってしまった。

TRSにプラグを挿した状態。抜き差しが多い業務用では、貧弱なピンコードなどは使わない。

電源ランプは緑色LED。後継気種のPM0.4nは青色LEDになったようだが青色はまぶしすぎ。最近は、こういう部分に青色LEDを使う製品が多いなぁ。新しいイメージがするから採用するのだろうけど迷惑な話。

FOSTEX PM0.4 仕様

発売 2006年 (2010年に機能を省いた後継機種のPM0.4nへチェンジ)
中国製
価格 19,740円 ペア(2本) (実売価格 14,800円)
2ウェイ・バスレフ方式
100mm ウーハー(防磁型)
16mm ソフトドーム・ツィーター(防磁型)
インピーダンス 4Ω
再生周波数 60Hz〜30kHz
クロスオーバー周波数 1.5kHz
エンクロージャー容積 2.8リットル
定格出力 低域18W 高域18W
インプット
径6mmTRSフォーン・ジャック(バランス)
RCAピン・ジャック(アンバランス)
定格入力レベル
-16dBV(TRS)
-10dBV(RCA)
入力インピーダンス 54kΩ以上
高調波歪率0.1%(12W時)、4Ω 20Hz〜20kHz
S/N 75dB,20Hz〜30kHz,not weighted
外形寸法 W144 H220 D180(max) mm
重量 3750g(1本)
電源 AC100V
消費電力 40W


中身を拝見 080619

音はいいけど安価な中国製のPM0.4。中身が、どれほどチープか確認したくなって、つい開けてしまった。 内部のダクトは90度折れて長くしている。材料はトイレットペーパーの芯のようなものが、ホットボンドで仮止め程度に固定されている。

アンプ部は3つの基板で構成されていて、上からコントロール入力、アンプ部、電源部に分かれている。

上段の基板はコントロール類とインプットだが、そごい見た目。

中段の基板にはアンプがある。バイアンプ構成となっていて、高域用と低域用のICが2つ並んでいる。放熱が結構すごい。価格の割りに設計は凝っているけど、組み立ては中国っぽさ全開。

下段の基板はトランス。



7年ほど使ってみて 150520

そこそこの使用頻度だが、トラブルもなく使えている。見た目的にはウーハーのセンターの色が焼けてきたぐらい。エッジのウレタン?は今のところ劣化もなく使えている。昔のスピーカーに比べて、劣化しにくい素材なのかな?