コンプレッサー ベータ版完成

JAVAでエフェクト・コンプレッサー自作の記録 8

作り始めてから数日で、自分で使う分に問題ないレベルになった。予想していたよりは早かった。毎日数時間作業した感じ。プログラミングは意外と簡単だった。なんかいろいろ作れそうな気がしてきた。とりあえず動かすレベルは数時間あれば出来てしまう。ちゃんと複数の機能を問題なく動かすとなると、苦労がたえないが、多くは型変換のミスとかだった。それにしても全くオブジェクト指向ではないプログラミングをしてしまった。次回からは、もう少しオブジェクト指向を意識しようかと思う。一番時間がかかったのはGUIだった。見た目や操作性をよくしようとすると切がない。一番面白かったのは圧縮手法のアルゴリズム考案で、プログラミングらしさを感じたところ。紙の上で絵と数式を書いていた時間が長かったけど。構想がまとまれば、プログラムはスムーズだった。よりシンプルで、柔軟性のあるプログラムへ改良するのも楽しい作業だ。機能を後から追加したいことは多い。というか常に追加するのがプログラムかも。そうなると、追加しやすいように作るのが重要で、そういう設計が後々の追加作業に大きく影響する。ハードウェアは後から追加なんて発想では設計しないけど、ソフトは追加、入替えを考慮することが重要かも。

僅か数日だが、かなりの量の資料というか、メモがぐちゃぐちゃあるので、整理してブログに載せようと思う。後で自分が見て思い出せるように。プログラムは問題が多いので、もう少し修正したら公開しようと思う。

Javaの知識は作りながら習得。こんなことしたいというイメージから、その実現方法などをネットやAPIを参考に、実際に小さい単位で実験。すんなりは行かないが、試行錯誤しているうちに問題が見えてくるので粘れば必ず解決する。途中で放り出さず粘るのがコツ。知りたいことをネットで検索するが、そのものズバリということはほとんどなくて、僅かな知識を組み合わせて解決するという感じだった。結局使っている構文はifとforだけのようなもの。たったこれだけでもいろいろ実現できることに面白さを感じた。


コンプ製作の記録
1 Java 具体的に作ってみる
2 WAVについて
3 dBについて
4 コンプに必要な情報
5 Eclipseの導入
6 Nimbus
7 コンプの原理
8 コンプレッサーベータ版完成
9 NAMAGI Compressor