消しゴム


消しゴムは、あまり使わないので、同じものを25年以上使っていたりする。消しゴムって、なくさなければ何十年も使えてしまうものなのね。80年代後半のそれなりのブランドの消しゴムなら、どれも高品質で問題ないのだが、比べると優劣が出てくるようだ。写真はPlusのAIR-IN、サクラクレパスのFOAM(ラビット)、そして25年以上使っているカステル。結論としてはFOAMの性能がよい。AIR-INもよいけれど、FOAMは消しゴムのカスが散らかりにくく、カスがまとまってくれる。また消しゴム本体も汚れにくい。素材がやわらかめで、濃い鉛筆で書かれた状態でも、キレイに消すことができるなど。なかなかの高性能だと思うが、減りは早そうだ。


ラビット株式会社
http://www.rabit.co.jp/
文房具は小さな会社が、まだまだ元気に活躍しているので嬉しくなる。現在ラビットは、サクラクレパスのグループ会社ということらしい。

数年前に、角消しとか、形状に凝った消しゴムが出始めたが、個人的には消しゴムは四角くてよいと思う。すごく細かな部分をシャープに消したければ、下の写真のような字消し板とか使うべきだろう。通常の使用では四角くて小さすぎない大きさがベター。形状が複雑だとクラックが入って千切れてしまう。消しゴムは形状よりも素材で勝負すべき。でもカバーは改善の余地はあるなぁ。どれもカバーがボロボロになって、いつも修復するなり、自作するなりしているので。写真のカステルはボロボロになっているが、フィルムを貼ってこれ以上ボロボロにならないようにしている。