シンワ直尺シルバー15cm

シンワ測定株式会社
http://www.shinwasokutei.co.jp/
シンワ直尺シルバー15cm 300円ぐらい安いところでは150円ぐらいで買える。

作業現場でなくすNo.1アイテムがこの15cm定規。数日前にやはり現場で紛失してしまったので、また新しいものを購入したという経緯。過去に何度もなくしているので、またか・・・という状態。15cmは薄く小さいので、しおりのように、書類に挟まれて、そのまま紛失というケースが多いのだと思う。ないことに気づくのは自宅に帰ってからなので、すでに手遅れになってしまう。そろそろ、なくさない工夫をした方がよさそうだ。ちなみに紛失No.2はUSBメモリとなっている。USBメモリは、そのときに一番安いものを購入して、なくしたときのショックを和らげている。

シンワのステンレス直定規は定番品で機械設計などをやる人は大抵持っているもの。おそらく目盛の見やすさが受けいられている理由だろう。あとはホームセンター等、どこでも入手できる手軽さも大きな理由かもしれない。

個人的に持っている金定規は15cmと30cmの2本。60cmも欲しいのだが、意外となくても問題なかったりするので買っていない。ちなみに30cmはなくしたことはない。

数日前に購入したので、2005年から導入された新しいJISマークが付いていた。はじめ偽モノかと思ったよ。目盛及び文字はすべてエッチング加工されているので、簡単に消えることはない。

定規の端から目盛があり、対象物に当てて計測する。そのため長年使っていると、この角から丸まってくる。そうなったら買い替えの合図といえよう。個人的には、その前に紛失してしまうのだが。


0.5の目盛が見にくい

0.5mm単位で測るときも使いにくいし、1mm単位で測るときも使いにくい。本気で測ろうとすると、現状の目盛は目がチカチカしてくる。ルーペを使うときもあるが、それでもきつい。これは使い始めた当初からずっと思っていたことで、シンワは改善しようとしない。実際に使っている人に聞いてみても、0.5mm単位での視認性は悪いという共通の意見。ということで以前から、こんな表示があれば見やすいのでは?というアイデアがあるので、ここに書いておく。

下が多少見やすくなるのではないかという案。(採用するときは連絡ください。) 0.5mmの目盛は点で十分と思っている。こうなれば、1mm単位で測るときにもストレスがなく、0.5mmで測るときもチカチカしない。

裏面にはネジ穴の下穴径が書かれている。結構現場で穴開けするときに便利。また上のほうにはインチとミリの変換表があって、これも自転車関係だとよく使う。

定規の両面のつや消し処理は特殊で、なかなか優れもの。この面には鉛筆で、はっきり書くこともできる。手で擦ると簡単に消せるので、測った数値の一時的なメモ書きにも使える。そういう意味では15cmは余白が少なく、ちょっと残念。余白が無駄にあるぐらいが個人的には使い勝手が向上するので、裏面無地とかあるとよいのだが。


いろいろな使いかた

薄くて丈夫な金属板なので、いろいろな用途に使えてしまう。無理やり何かをこじ開けたり、表面を削るときにも使ったりする。あまり無理すると定規として使えなくなってしまうので、実は多目的用金定規を数本持っていて、もっぱら無茶な作業専用に使っていたりする。ほとんど軟弱なタガネと化している。世の中にはこれを楽器(エレキベース)として使う人もいるのね。最近知ったよ。音程維持するのはフレットレスよりも難しいなぁ・・・