オーディオプレーヤー foobar2000

PC用のオーディオプレーヤーとして foobar2000 を何年も使っている。使い始めた理由は、シンプルで余計な機能がないことと、サクサク動作して、安定しているのが大きな理由。それ以前は Windows標準の Media Player や iTunes なども使っていたが、肥大化し続け、使い勝手が悪くなり、フォーマットも限られたものしか再生できず、乗り換えを余儀なくされたわけだ。

foobar2000 v1.2.2 (January 2013)
http://www.foobar2000.org/


foobarのよいところ

オーディオ専用プレーヤーである。映像と一体化するプレーヤーが多い中で、オーディオだけというのは個人的に歓迎。PCを使いながらバックで音楽を鳴らす用途では、何かとコンパクトなソフトがいい。

軽量である。メモリは 18MB ぐらいしか食わない。ディスク容量は 7.7MB ぐらい。最近のソフトにしては小ぶり。そして安定して動作する。

多くのフォーマットをサポートしている。MP3 や AAC はもちろんのこと、Ogg Vorbis や FLAC なども再生できる。さすがに SONY の oma は対応していない。

シンプルな GUI。装飾されたプレーヤーが多い中で徹底的にシンプルなプレーヤー。画面のスペースも最小限でありながら、必要な情報は、きっちり表示されている。他のソフトもこうあるべきだと思う。カスタマイズの自由度はかなり高いので、インターフェイスも自分の好みでいくらでも変えられる。

ギャップレス再生。フォーマットに関係なく曲と曲の間に空白が入らないギャップレス再生となっている。LIVEアルバムを再生する場合には好都合。

楽曲はリストで管理でき、ドラッグ&ドロップで簡単に追加できる。音声ファイルのメタ情報がそのまま反映される。タブごとにリストを整理することも可能。またファイルとしてリストを保存することもできる。

音がよい。音声データは同じでもプレーヤーごとに出てくる音が違ったりする。foobarは解像度が高いという印象だった。さらにASIO で音がよくなるようなので試してはみた。確かにASIO で音はよりクリアになったのだが、結局圧縮音源の再生で音質はそれほど求めないということで、元に戻してしまった。

ほとんど標準で使っている

カスタマイズは Order(再生モード)をパネルに追加したぐらいで、あとはインストールした状態で使っている。使い勝手に不満はなく、あれこれ機能を追加したいとも思わない。使いこなしという意味では、まったく使いこなしていないのだが、それだけ、初期状態で満足しているということ。foobar の設計思想が自分の好みなのだろう。