BenQ G2400W 24インチLCDモニター 修理

2008年に購入したBenQの4万円台で購入した安いモニター。G2400Wは解像度1920 x 1200、DVI端子、VGA端子、HDMI端子付と、当時としては抜群のコストパフォーマンスだった。今年で6年目だが、モニターとしては問題なく使えている。ただ電源スイッチが壊れてしまった。機械的破損なので分解して応急処置することにした。

問題は下の写真のようにスイッチが入り込んでしまった。それほど力任せに押しているわけではないが、スイッチパーツが折れたようだ。

修理するために、裏面のネジを取外して分解する。

まずはスタンドを取外す。スタンドは2本のネジで固定されている。ネジを取外して下へスタンドをスライドさせるように取る。

スタンドを取外したパネル裏面。裏のネジを7本外す。

ここからがちょっと厄介。表裏のプラスチックケースは爪でかみ合っているため、無理やり外すと爪を折ってしまう。モニターサイズが大きいこともあり、4辺それぞれ複数爪があり、簡単にケースを開けることは出来ない。破損しても目立ちにくい下側から慎重に取外していく。下記のように下側には4箇所爪があった。その後サイドの爪を取外す。3辺が外れてしまえば上側は簡単に取れてしまう。上側は傷つくと目立つので、最後に取外して無傷にしておく。

裏側のプラスチックケースを取外すと、内部が丸見え。下の小さい基板が今回のターゲット。

基板は爪で固定されているだけだった。

基板を取ると、破損したスイッチがある。

予想通り折れていた。これは明らかに設計が悪い。全く耐久性のない設計。

使えればよいので、グルーガンで接着しておしまい。

表から見ればきれいなもの。

まだまだ使えるBenQ G2400W。