リーディング ルーペ テラサキ LL 2倍 13cm

細かい作業にルーペは欠かせない。今まで PEAK ACHROMA 35 をメインに使っていたが、これは4倍と高倍率で視野も狭い。本当に超細かい作業用という感じ。そこで、そこそこの細かい作業用に低倍率でいいので、視野のなるべく広いルーペを使ってみようと思った。

試しに買ったのは以下のテラサキ リーディングルーペ LL というルーペで、レンズ径が13cmもある。枠まで入れると14cmという巨大なもの。

価格は2500円。レンズはアクリルなので、重量は220gと、手で持つにはギリギリといえる重さになっている。これがガラスだったら、重たくて使ってられないはず。

PEAK ACHROMA 35との比較。かなり大きさが違う。

グリップはゴム質で、しっかりグリップできる。経年劣化の不安はあるが、どうなるかな?

MADE IN CHINA とある。

とにかくデカイので、両目で見ることができて楽ちん。ピントが合う深度も深いので、通常肉眼で見ている位置をキープしたまま、その間に適当にルーペを入れれば、拡大して見れるので、使い勝手はかなりよい。

両目ならではの問題としては、レンズ中央が使えないので、色収差が起きやすいことかな。対象によっては片目でレンズ中央を使って見れば、よりシャープに見ることができるので、使い分ければよいと思う。

レンズ品質は、思っていたほど悪くはなかった。 普通の凸レンズなので、色収差は発生するが、ガラスとそれほど変わらない精度が出ているように見える。 ただ素材的に傷つきやすいので、扱いは気をつける必要がある。 たまには、ちり吹きでホコリを飛ばし、セーム皮などで丁寧に拭けば、きれいなまま長く使えるのではないかな。

購入してからの使用頻度はかなり高い。細かな資料を見ることも多いので、何かと便利だった。 今後は、両手が自由に使えるように、スタンドなりに固定して使えるようにもしようと思う。