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LADSPA Delay Multi-Tap

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リバーブの初期反射の予備実験としてマルチタップディレイをプログラミングしてみた。マルチタップディレイは、ディレイラインに対して、任意の位置に複数のタップを作り、信号を取り出し、合成するという仕組み。ブロック図にすると以下のような構造になっている。 リバーブにおける初期反射は、その空間の印象を左右する重要な部分。複雑な反射をシミュレートする必要があるため、通常のFB付のディレイでは初期反射をうまく表現できない。そこでマルチタップの出番となる。

ベース + キーボード練習 2017年 3回目

古い電子ピアノも直したので、それを使って録音でもしようと思うが、早くも1ヶ月経ってしまった。 さらに前回の練習からすでに2ヶ月近い。 気を取り直して・・・ 今回は、ひたすらベースパターンを繰り返すようなフレーズをやってみたくなったので、YMOの東風の中間部だけ、ちょい音を変えて弾いてみた。フワッフワッというところを省く。 ピアノは改造した YAMAHA CLP-100 、音色ピアノ1を使用。録音後に自作エフェクタで加工してみた。ちょっと細工するだけで十分使える音に思えたよ。 ドラムは、いつものHydrogenを使用。すぐにパターンが作れるのでお気に入り。そのドラムパターンをwavに落としたら、Audacityで多重録音していくだけ。

C言語 calloc 動的メモリ

自分で作る場合は大抵mallocを使っているのだが、人の書いたコードを見ると、たまにcallocが使われている。 その違いは初期化するかしないかというところ。ただサイズの書き方が若干違うので、注意が必要。

「1/f ゆらぎ」って何?

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随分昔に「1/fゆらぎ」が流行っていて、扇風機などの家電に搭載されてりしていた。当時から何が1/fのなのかよく分からなかった。今回、音に「1/fゆらぎ」を適用したらどうなるかということを考えてみた。 現在、自分が分かっていることは周波数に反比例ということぐらい。そもそも周波数スペクトルのことを言っているのかさえも不明だった。いろいろ調べたわけではないが、あまりにも曖昧で、本当に学術的に研究されているのか不安になるぐらいの有様。 音楽関係で「1/fゆらぎ」と言われてもさっぱりだった。唯一ろうそくの瞬きが「1/fゆらぎ」とあったので、これはイメージしやすかった。1/fのことは忘れて、ろうそくの時間軸に対しての光強度の変化なら、ゆらぎで納得できる。本来の「1/fゆらぎ」は別のことを言っているのかもしれないが、理解できそうもない。

Fade In / Fade Out Nyquist

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LADSPAでFade In/Out は作ったのだが、Audacityのサンプル処理単位が20bitだったので、それ以上の範囲に適用すると、繰り返されてしまう問題があった。範囲を計測してから適用すればよいかもしれないが、LADSPAでどうやるかは不明。LADSPAは基本的に無限に流れてくる音を処理するためのエフェクトで、有限の範囲を処理するには向いてなさそう。 そこで簡単そうなNyquistでFadeInを作ることにした。 FadeOutはAudacity標準でNyquistのStudio Fade Outがあり、これはコサインカーブで変化する。これを改造してみるのが手っ取り早い。その中身を見ると以下のようにNyquistのosc関数を使ってエンベロープカーブを描いていることが判明。これと実信号を組み合わせて、FadeOutを実現していた。 (osc (hz-to-step (/ (* dur 2))) dur *table* 90)

LADSPA Compressor

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2年振りぐらいだろうか、超久々にプログラムしてみた。C言語の仕様も忘れかけている・・・・ 今回はAudacityで使う目的で、 7年以上前にJavaで作ったコンプ の移植。LADSPA仕様を十分に理解せず作っているので、怪しい部分もあるが、とりあえず動くようになった。