デジタルスケール (精密はかり) APTP445

安い精密はかりを買ってみた。0.01g単位で100gまで測ることができる。通常この手の精密はかりは数万円するのだが、この精密はかりは1800円。もちろん中国製。 誤差は多少出てもよいと思ってAmazonで注文。同梱物は以下のもの。ちゃんと日本語マニュアルも1枚ついていた。
PUT-APTP445/プロ仕様 極小精密秤 ポケットデジタルスケール 
1800円 Amazon
中国製
動作可能温度範囲:10℃〜30℃、
計量範囲:0.01~100g/0.01g単位
計量単位:g(グラム)、ct(カラット)、tl(?)、oz(オンス)の切替 (MODEボタン)
風袋機能 (TAREボタン)ボタンを押すと計量中でも0.00gになる
重量補正機能 100gの分銅を使うことで誤差を修正できる。
ブルーバックライト機能搭載 (LED)
自動電源OFF
動作電源:ボタン電池(CR2032)×1(標準付属)
外形寸法:D70×W40×H10mm
重量:約34g
カバーケース付属
ソフトケース付属

下は本体とプラカバー。
カバーを本体にかぶせた状態。カバーの表面にはiPod風の意味不明な印刷がされている。このセンスは何? それとカバーのロックがすごくゆるい。これは個体差なのか、こういう仕様なのか不明。とにかく簡単にポロっとカバーが取れてしまう。本体の上にカバーを乗せている感じ。ないよりはよいけど。
本体底面とカバー裏。ステッカーには型番と、使用電池、Made In Chinaが書かれている。
使用電池はCR2032。入手しやすいポピュラーなボタン電池なのでよい。電池の大きさから分かる通り本体はかなり小さい。名刺よりも一回り小さい
中央の四角いボタンを押すと電源がONになる。青色LED付きのLCDで視認性はよい。MODEボタンはグラム、カラット、トン、オンスの切替ができる。TAREボタンは、0.00gにリセットするボタンでよく使う。
ピックを測ってみた。1g以下のモノでもちゃんと測れるようだ。数値の正確さは分からないが、1円玉を何枚も測ったら、0.98~1.01gの範囲の納まっていたので、それなりに正確に出ているように思う。少なくも個人的な用途では十分に思えた。
説明書を読むと重量補正という機能がある。これは誤差がある場合に、100gジャストの分銅(別売)を使用して調整するという機能。以下に説明書のまま載せておく。
1 電源がON、測定表示単位gの状態で、MODEボタンを3秒ほど長押しするとCALが表示されます。
2 100.00gが点滅表示されたら、100gの分銅をプレートにのせます。
3 数秒後にPASSが表示されて、100.00gが表示されると設定完了です。
なぜかストラップ用の穴がある。この精密機器にストラップをつけるか? 何のため?
LCDとボタンのアップ。ボタンはケースと一体で、指で押してたわますことで、内部のタクトスイッチを押す仕組み。気になるのは、ボタンのスリット内のキラキラ。内部に虹色に反射するシートが貼られている。普通はスリットを狭くして目立たせないようにすると思うし、それでも基板が見えてしまう場合は黒いシートでごまかすと思うのだが、あえてスリットを大きく取ってキラキラさせるとは・・
ソフトケースはいかにも安物という感じ。作りは、いろいろ雑ですが、プラカバーがすぐに取れてしまうので、仕方なくソフトケースも兼用しようと思う。
主な用途は、微量なエポキシなどの調合をするときに使う。他にもいろいろ細かなパーツの重量を測ったりする予定。これから使ってみて様子をみようと思う。

試しに微量エポキシ調合をしてみた。エポキシ及び硬化剤合わせて1g。この量を調合するのって精密はかりがないと難しい。適当に調合すると混合比が正確に合わずに硬化不良になってしまう。今回このはかりを使うことでうまく調合することができた。9時間後には完璧に硬化した。安価な精密はかりでも十分役目を果たすことができた。