オーディオインターフェイス PLANEX PL-US35AP
オーディオインターフェイスとして安価なPLANEX PL-US35APを1182円で購入してみた。安い割りにノイズも少ないと評判がよい。アマゾンのレビューも302件とかなりの数。こういう製品はレビューが多いほど安心感はある。
パッケージ裏面。簡単な説明が書かれている。中には「マニュアル」と「はじめにお読みください」がある。
本体はプラスチック製のケースで塗装レス。表面にはマイクミュート用のボタンとLED。ケーブルは200mmちょっとある。
側面には再生音の音量調整のボタン。システムのボリュームと連動。
3.5mm ヘッドフォンとマイク入力端子。
今回の目的であるマイクから録音をしてみる。問題のPC内ノイズからは切り離され、まともな録音が可能になった。これで録音が手軽になった。
録音の音声品質はマイク側が支配的なので評価は難しい。簡易録音ではWM-61Aの無改造を使っているが、素直な音質で録音できていると思う。ThinkPadでの録音とそれほど差はないように思う。比較のためにThinkPad X61に直接WM-61Aを接続したものと、PL-US35APを経由したものを録音してみた。OSはWindowsXP。確認用に適当に録音したので、あまり公平ではない。
まずはThinkPad X61のマイク端子に直結したWM-61Aの音。
次にPLANEX PL-US35AP経由の音。ややノイズレベル高いか、入力レベルが高くなってしまったという感じ。
録音した感想としては、X61に直結した音は低ノイズだということ。これは以前から思っていたことだが、かなり優秀かもしれない。一方今回のPLANEX PL-US35APは十分だろうと思える音質。とりあえず自作パソコンで利用する簡易録音には申し分ない。
マイク端子はステレオミニであるが、実際はよくあるプラグイン仕様。先端の左チャンネルが信号で、真ん中の右チャンネルからは4.44Vの電圧が出ている。そしてGND。
再生音については、それほどよいとは思えなかった。音の傾向としては低音がややモコモコして解像度が低い印象。ノイズレベルは低く良好。比較しなければ普通に聴ける音質だとは思う。
LEDがうっとうしいというレビューは見ていたが、その通りで、なかなかせわしない点滅だわ。120rpmぐらい。PCに挿すと赤点灯し、録音再生時は赤点滅する。Muteボタンを押すと紫・青点滅となった。個人的にはそれほどまぶしいという感じでもない。
チップはC-MEDIA ELECTRONICS INC. の CM119が使われている。
コンデンサは謎のS.I.ブランド 220μF 10V 105℃が使われている。数年後に何かおかしくなったら、コンデンサーの劣化が考えられる。
価格 1182円(amazon)
音声出力端子 3.5mm ステレオミニジャック(×1)
マイク入力端子 3.5mmミニジャック(×1)
インターフェース USB Aコネクタオス(USB2.0/1.1対応)
外形寸法 76(W)×30(H)×15(D) (ケーブル、USBプラグを除く)
ケーブル長 約0.2m
重量 約32g
対応OS Windows 7(32bit/64bit) / Vista(32bit/64bit) / XP / 2000 / Me / 98SE
Mac OS X 10.7 / 10.6 / 10.5 / 10.4 / 10.3
保証期間 1年間
パッケージ内容 PL-US35AP(本製品)、印刷物一式
発売日 2008年6月上旬
中国製
目的は録音のノイズ対策
自作パソコンのマイク端子からの録音がひどく、ノイズまみれになる。これを解消するためにPLANEX PL-US35APを購入した。納品
アマゾンからゆうメールで届く。ブリスタのよくあるパッケージ。パッケージ裏面。簡単な説明が書かれている。中には「マニュアル」と「はじめにお読みください」がある。
本体はプラスチック製のケースで塗装レス。表面にはマイクミュート用のボタンとLED。ケーブルは200mmちょっとある。
側面には再生音の音量調整のボタン。システムのボリュームと連動。
3.5mm ヘッドフォンとマイク入力端子。
第一印象 Ubuntu 及び WindowsXP
自作パソコンのubuntuもThinkPad X61(WindowsXP)も専用ドライバーのインストールは必要なく、OSが自動認識した。特にubuntuのセッティングはあっけなく、即使えた。でもubuntuでは、どういうわけか音量ボタンがうまく動作しなかった。ALSAかPulseAudioを勉強する必要がありそう。Muteボタンはubunutu/WindowsXPともに機能した。今回の目的であるマイクから録音をしてみる。問題のPC内ノイズからは切り離され、まともな録音が可能になった。これで録音が手軽になった。
録音の音声品質はマイク側が支配的なので評価は難しい。簡易録音ではWM-61Aの無改造を使っているが、素直な音質で録音できていると思う。ThinkPadでの録音とそれほど差はないように思う。比較のためにThinkPad X61に直接WM-61Aを接続したものと、PL-US35APを経由したものを録音してみた。OSはWindowsXP。確認用に適当に録音したので、あまり公平ではない。
まずはThinkPad X61のマイク端子に直結したWM-61Aの音。
次にPLANEX PL-US35AP経由の音。ややノイズレベル高いか、入力レベルが高くなってしまったという感じ。
録音した感想としては、X61に直結した音は低ノイズだということ。これは以前から思っていたことだが、かなり優秀かもしれない。一方今回のPLANEX PL-US35APは十分だろうと思える音質。とりあえず自作パソコンで利用する簡易録音には申し分ない。
マイク端子はステレオミニであるが、実際はよくあるプラグイン仕様。先端の左チャンネルが信号で、真ん中の右チャンネルからは4.44Vの電圧が出ている。そしてGND。
再生音については、それほどよいとは思えなかった。音の傾向としては低音がややモコモコして解像度が低い印象。ノイズレベルは低く良好。比較しなければ普通に聴ける音質だとは思う。
LEDがうっとうしいというレビューは見ていたが、その通りで、なかなかせわしない点滅だわ。120rpmぐらい。PCに挿すと赤点灯し、録音再生時は赤点滅する。Muteボタンを押すと紫・青点滅となった。個人的にはそれほどまぶしいという感じでもない。
さっそく分解
4つの爪で固定されていて、これを取外すのはちょっと大変。結局ちょい破壊して取外した。(そこまでしなくても・・・) 分解する理由は内部のチップに何が使われているかを知りたいから。心臓部はC-MEDIA ELECTRONICS INC.のCM119が使われていた。ネットでデータシートは入手可能。それを見ると、USB2.0対応。サンプリング周波数は44.1kHzと48kHzが選択できる。音量の分解能は16bit固定。音質重視のチップという感じではないね。低ノイズが売りかな。チップはC-MEDIA ELECTRONICS INC. の CM119が使われている。
コンデンサは謎のS.I.ブランド 220μF 10V 105℃が使われている。数年後に何かおかしくなったら、コンデンサーの劣化が考えられる。
まとめ
ノイズも少なく、録音の音質も使えるレベル。専用ドライバーなしでWin/MacだけでなくLinuxでも利用できる汎用性もよい。評判通りコストパフォーマンスの高いインターフェイスという印象。あとは長期間使って問題がなければよいのだが。PLANEX PL-US35AP 主な仕様
名称 PLANEX USB→3.5mmヘッドホン/マイク端子 USBオーディオ変換アダプタ PL-US35AP価格 1182円(amazon)
音声出力端子 3.5mm ステレオミニジャック(×1)
マイク入力端子 3.5mmミニジャック(×1)
インターフェース USB Aコネクタオス(USB2.0/1.1対応)
外形寸法 76(W)×30(H)×15(D) (ケーブル、USBプラグを除く)
ケーブル長 約0.2m
重量 約32g
対応OS Windows 7(32bit/64bit) / Vista(32bit/64bit) / XP / 2000 / Me / 98SE
Mac OS X 10.7 / 10.6 / 10.5 / 10.4 / 10.3
保証期間 1年間
パッケージ内容 PL-US35AP(本製品)、印刷物一式
発売日 2008年6月上旬
中国製