投稿

5月, 2015の投稿を表示しています

リーディング ルーペ テラサキ LL 2倍 13cm

イメージ
細かい作業にルーペは欠かせない。今まで PEAK ACHROMA 35 をメインに使っていたが、これは4倍と高倍率で視野も狭い。本当に超細かい作業用という感じ。そこで、そこそこの細かい作業用に低倍率でいいので、視野のなるべく広いルーペを使ってみようと思った。 試しに買ったのは以下のテラサキ リーディングルーペ LL というルーペで、レンズ径が13cmもある。枠まで入れると14cmという巨大なもの。 価格は2500円。レンズはアクリルなので、重量は220gと、手で持つにはギリギリといえる重さになっている。これがガラスだったら、重たくて使ってられないはず。 PEAK ACHROMA 35との比較。かなり大きさが違う。 グリップはゴム質で、しっかりグリップできる。経年劣化の不安はあるが、どうなるかな? MADE IN CHINA とある。 とにかくデカイので、両目で見ることができて楽ちん。ピントが合う深度も深いので、通常肉眼で見ている位置をキープしたまま、その間に適当にルーペを入れれば、拡大して見れるので、使い勝手はかなりよい。 両目ならではの問題としては、レンズ中央が使えないので、色収差が起きやすいことかな。対象によっては片目でレンズ中央を使って見れば、よりシャープに見ることができるので、使い分ければよいと思う。 レンズ品質は、思っていたほど悪くはなかった。 普通の凸レンズなので、色収差は発生するが、ガラスとそれほど変わらない精度が出ているように見える。 ただ素材的に傷つきやすいので、扱いは気をつける必要がある。 たまには、ちり吹きでホコリを飛ばし、セーム皮などで丁寧に拭けば、きれいなまま長く使えるのではないかな。 購入してからの使用頻度はかなり高い。細かな資料を見ることも多いので、何かと便利だった。 今後は、両手が自由に使えるように、スタンドなりに固定して使えるようにもしようと思う。

カセットコーダー SONY TCM-450

イメージ
実家の壊れたテープレコーダーを修理した。ついでにレビューしてみる。 実家で歌の録音などに使っていたそうだ。 この手のテープレコーダーは、現在日本ブランドでは販売されていない。SONYのウォークマンは2010年に生産終了し、その後細々生産していた他のテープレコーダーも2013年に終了してしまった。その後は中国製などの粗悪品しか市場にないため、SONYのテープレコーダーはヤフオクなどで高額取引されるようになったようだ。実家でも設計も製造も中国純正のテープレコーダーを1台買ったようだが、音がひどく、トラブルも多かったため、使えなかったそうだ。基板設計だけで成立するデジタル機器と違って、この手の複雑なメカはノウハウが物を言うので、簡単に同等のコピーはできないということか。 SONY TCM-450 仕様 定価 8640円 (実売価格5000円程度) 2013年1月生産終了 中国製 トラック方式 コンパクトカセットモノラル スピーカー 直径 36 mm テープ速度 4.8cm/s(標準モード)、2.4 cm/s(2倍モード) 周波数範囲 250Hz~6,300Hz (テープ速度 4.8cm/s、ノーマルテープ使用時) 入力端子 マイク(ミニジャック/モノラル)(プラグインパワー対応) 最小入力レベル 0.2mV インピーダンス 3kΩ以下のマイク用 出力端子 イヤホン(ミニジャック/モノラル)負荷インピーダンス 8Ω~300Ω 実用最大出力 450mW(DC時)スピーカー スピードコントロール可変範囲 約+30% ~ 約-20%(テープ速度 4.8cm/s) 電源 DC 3V、単4形乾電池 2本使用 電池持続時間 アルカリ 録音15H、再生8H(スピーカー) 電池持続時間 マンガン 録音5H、再生2H(スピーカー) 最大外形寸法 約 86.3 mm × 113.4 mm × 28.9 mm(幅 / 高さ / 奥行き)最大突起部含む 質量 本体 約 173g 質量 使用時 約 229g(乾電池 2本、カセットテープC-60HF を含む) カセットが見える面。主に表面はアルミ製で、わりとしっかりしている。名称が「CASSETTE-CORDER」なのね。確かSONYの商標だったかな。 この

オーディオインターフェイス
Steinberg(YAMAHA) UR12

イメージ
自分用ではないが、中古で Steinberg(YAMAHA) UR12 を買ってみた。オーディオインターフェイスは Focusrite Scarlett 2i2 を所有しているので、その比較をしてみようと思う。 特にマイクプリアンプ周辺の違いが一番気になるところ。 Steinberg(YAMAHA) UR12 主な仕様 実売価格 10,800円 Amazon 中国製 発売日 2014年12月 動作環境 OS X 10.7.5 / 10.8 / 10.9 / 10.10 Windows 7 (SP1) / Windows 8 / Windows 8.1 iPad 2 以降、 iOS 6 以降 Class-A ディスクリートマイクプリアンプ「D-Pre」搭載 ループバック機能(ソフトウェア切替) 「Cubase AI」ダウンロード版付属 DIRECT MONITORスイッチ 量子化ビット数: 24bit サンプリングレート: 44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192kHz 接続端子: MIC(XLRコネクタ)×1 +48Vファンタム電源 最大入力レベル +0 dBu 入力インピーダンス 4 kΩ Gain範囲 +10~+54 dB Hi-Z ×1 主にエレキギターなどのハイインピーダンス入力 最大入力レベル +8.5 dBu 入力インピーダンス 1 MΩ Gain範囲 0~+40 dB LINE OUTPUT(RCA) ×2 最大出力レベル +6 dBV 出力インピーダンス 600 Ω PHONE ×1 最大出力レベル 6mW+6mW,40Ω USB2.0端子×1 5pin microUSB端子 USB電源用5V サイズ・質量: 159W × 46H × 144D mm ・ 850g 上記スペックには周波数特性とか、SN比などの記載がないのね。ヤマハは民生用になるほどスペックを伏せていく傾向にある。公表するほどのスペックは備えていないという意味なのだろう。豊富なラインナップと圧倒的な販売力を持つヤマハは、価格ごとに、しっかり差をつけるので、低価格な商品は要注意だ。 外観 無難な外観。表面パネルはプラ製で、銀色部のカバーは