LADSPA Fade In / Out
Audacityにも昔から built-in effects で Fade In/Out はあるのだが、直線的でやや不自然なので、滑らかに音量を変化させたい。 そこで Nyquist Effects の Adjustable Fade が標準装備されるようになり、滑らかな音量変化ができるようになったが、 これは設定ウィンドウが表示されるので、サクサク作業できない。 ということで、インターフェイスなしのLADSPAでコサインカーブを描くフェードイン/アウトにトライ。 以前に Audacity built-in effects でも作ったのだが、内容的には全く同じ。 今回問題となったのは、インターフェイスなしのLADSPAエフェクトが作れるのか? という点。 調べるのも億劫だったので、いきなり作って試すことにした。 やってみたら難なく動作した。 下は一定音量のサイン波にフェードインを適用したところ。コサインカーブを描いているのがわかる。 下は同じようにフェードアウトを適用したところ。 注意すべき点は、Audacityでは、一度に処理するサンプル数があって、それを超えてしまうと以下のように複数回適用されてしまう。44100Hz、16bitで、約24秒が単位なので、フェードイン/アウトでこんな長い時間やることはないので、実用的には問題ない。 Nyquistで作り直し 170811更新 その後、 NyquistでFade In を作成。30分ほどで問題ないものが完成。サンプル数の壁もなく何かとお手軽なNyquistだった。LADSPAは無限に続く音処理用と認識。 LADSPA Fade In ソースコード /* namagi_fade.c 2015.11.16 compile gcc -shared -o namagi_fadein.dll namagi_fadein.c -ID compile Ubuntu gcc -fPIC -DPIC -shared -nostartfiles -o namagi_fadein.so namagi_fadein.c */ /**********************************************************/ #include &am