ゲルインクボールペン 三菱鉛筆 ユニボール シグノ RT

シグノRT1を数年使っているが、 インク消耗が激しいので、最近はちょっとしたイラストに使う程度にしている。 ガンガン使う用途では従来の油性ボールペンを使い、表現力が求められる用途ではつけペンを使っている。 ということで、シグノは、たまにリフィルを買い足しているが、購入できるリフィルは黒、赤、青ぐらいの基本色しかない。 オレンジなどの色はリフィルだけ手に入らないので、本体ごと買いなおす必要がある。

リフィルは実売で70円ほどだが、廉価シグノRTは80円ぐらい。この差なら試してみようと思って、シグノRTのブラックとオレンジを買ってみた。ただオレンジインクは0.5はなく0.38しか売っていない。

ユニボール シグノ RT 0.5mm 黒UMN-105 本体価格100円 + 消費税
ユニボール シグノ RT 0.38mm オレンジ UMN-103 本体価100円 + 消費税

この軸のよいところはデザインに凝ることなく普通なところ。RT1がカッコを気にして、使い勝手がイマイチだったのに対して、廉価なRTは普通で問題が少ない。

まずもっとも優れていると思えたのは、透明軸と透明グリップなので、インク残量が一目でわかるところ。軸はインクと同一色なので判別がしやすい。

クリップ部。signo RT ロゴと0.5とボール径が印刷。RT1は印刷が読みにくいのだが、これなら普通に読める。

クリップは極めて普通。それほど耐久性はないので、ガンガン使うと折れると思われる。特に問題なし。

グリップ周辺 オレンジ。グリップ部分でもインク残量が確認できる。

グリップ周辺 ブラック

RT1との比較。スタイリッシュなRT1に対して、RTは事務的な印象。

リフィルを取り出してみる。なんと気泡が入っている。品質イマイチ。

ペン先を収納した状態

ノック部分。RT1と違い普通なので、カチャカチャすることもなく、押し心地も普通で問題ない。

軸太さはRT1よりも若干細めで、細かい作業をするには、RTの方が向いていると思う。安くて使い勝手が良いので、もうRT1は買わずに、RTに移行しようと思う。 個人的にはオレンジのリフィルも販売してもらいたいと思っている。 赤シートでしっかり消えてくれるのは赤よりもオレンジだし、発色がよくチェックに適しているなど、何かと便利な色なので。


ボールが消える 160921

0.38オレンジを鞄に入れて持ち歩いていたら、何かの拍子でペン先が出てしまったようだ。そのまま気づかず持ち歩いていて、いざ使おうと思ったら、ボールがない!? どうもペン先は繊細なようだ。ペン先をよく見たら完全にボールが紛失していて、中のスプリングの先が出ていた。 仕方ないので、以前使っていたシグノのペン先と交換して、無事使えるようになった。ノック式は不用意にペン先が出てしまうことがあるので、次回はキャップ式を買ってみようかと思う。

ゲルインクボールペン 三菱鉛筆 ユニボール キャップ式シグノ