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ピアノ練習 2018年 5回目

「はじめてのギロック」の3曲目「道化師たち」はちょっと厄介。音域が広くて、手の移動が結構ある。譜面を見て、数分でそれなりに弾くのは無理があった。数日練習する必要がありそう。そこで練習頻度を上げることにした。下はとりあえず現状のスローな「道化師たち」。一か所間違えている。 週末に弾くだけでなく、なるべく毎日弾くことにした。1日30分から1時間は弾きたい。 ただ平日は帰宅して疲れきったところで、夜中の練習なので、気力がほとんどない状態。それでも、それなりの成果はあるでしょう。 改めて目標設定 特にピアノ曲を弾きたいわけでもないし、クラシック曲を弾きたいわけでもない。弾けるにこしたことはないが、そこまで努力するつもりもない。ピアノというかキーボードの練習を始めた理由はコードを弾くため。 もう少し詳しく書くと、 右手でコード、左手でベースを弾けるようにする。これで伴奏ができるはず。 もしくは左手でコード、右手でメロディを弾けるようにする。これができると、コピーやら作曲に便利っぽい。 上記をすべてのキー、あらゆるコードでスラスラ弾く。これが結構難関。 ピアノを弾くことによるメリット 鍵盤に慣れるとギターでは発見できなかった、音の関係について発見がありそう。実際コードの理解とか役立っている。ベースとコードをいっぺんに聴くことができる利点も大きい。 たとえば、きわどいベース音があったとして、ギリギリ許せるか許せないかの判断ができるなど。 鍵盤は音楽を考えるには、すごく便利な道具であることは間違いなさそう。 作曲家のほとんどがピアノを弾くのは、その辺が理由だろう。 まずは基礎から 上記の目標を実現するには、指が動かなくては話にならない。ということでバーナムやギロックで練習。まずは、機械的に左右の手が動かせるようになって、そのコンビネーションも最低限できるようにしたいと思っている。 やっているうちにピアノが好きになれば、もう少し目標を上げてもいいかもしれないが、ギターも弾きたいので、ある程度の技術が身に付いたら、ギターに専念しようと思っている。ピアノは先月からちょっと練習を始めて、今月から毎日練習に変更。おそらく、これから2か月ぐらいで、そこそこ慣れるのではないかと思われ

ピアノ練習 2018年 4回目

週末のピアノ練習。「はじめてのギロック」の2曲目「のろし」を少し弾いてみる。 キーがGmの曲だが、途中に出てくる印象的なDb部分をどう解釈してよいか迷うが、たぶんコードEb7/Gだろう。単純じゃないのでギロックの曲は面白い。 やっぱり左手のスケール練習をしないとダメだわ。力のコントロールができていない。 特に低音域できれいに音を出すのは難しい。さらに最低音を押さえるのは、一番非力な小指になってしまう。 左手の小指を重点的に鍛える必要がある・・・ ベース&キーボード練習の記録

VSTi DEXED 音作りは動的波形でイメージ

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DAWのCakewalkで、VSTiが問題なく動くかどうか、DX7クローンのDEXEDを試してみた。動作は問題ないどころか、SAVIHostよりも安定していた。さすが元有料ソフト。 しかしFM音源の音作りのノウハウをすっかり忘れていた。 そこで改めて、どのようにイメージしたらFM音源を使いこなせるか考えてみた。 思いついたのは波形を視覚的に理解するということ。 基本的に周期波形をしっかり作ってしまえば、後はアタック、リリースの調整ぐらいなので簡単な話。 FM音源の周期波形はキャリアとモジュレータの周波数比とレベルで決まる。これを感覚的に使いこなせれば、音作りもそれほど難しくはない。 そのためのツールをJavaScriptで作ってみた。 FM音源の波形合成シミュレーション carrier coarse 1.0 carrier level 99 modulated1 coarse 1.0 modulated1 level 99 modulated2 coarse 1.0 modulated2 level 99 modulated3 coarse 1.0 modulated3 level 99 スライダーでいじれるのはキャリア(青)、モジュレータ1(赤)、モジュレータ2(オレンジ)、モジュレータ3(紫)のcoarse(周波数比)とLevelになる。これは接続順でもある。そして緑の波形がキャリアからの出力波形となる。 またモジュレータは上記のように3つ直列してあり、DEXED(DX7)の最大(アルゴリズム1、2)の状態。モジュレータを少なくしたい場合はLevelを0にすれば無効となる。値の範囲はDEXEDと同じにしてみた。 これをしばらくいじっていればDEXEDで音作りする際、迷うことは少なくなると思う。 たとえば、理想に近いのこぎり波や矩形波を作ろうと思うと、モジュレータは多いほどいい。DEXEDではモジュレータ3つが最大なので、その範囲で作るしかない。 上記でシミュレーションすれば、簡単にのこぎ

ピアノ練習 2018年 3回目

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電子ピアノ CLP-100 をつないでCakewalkのピアノソフト音源をいじってみた感想。全然使えない・・・・  SI-Electric Piano(エレピ音源)はベロシティによる音量差はほとんどなく、コンプかけまくられたエレピサウンドだった。 ベロシティの違いによる音種は強弱の2種類しかないように聞こえる。 バンドアンサンブルで使うなら埋もれなくてよいのかもしれないが、ピアノ練習では全く使えない。 音はサンプリングなのだが、強弱、音程による音質差がありすぎてなんとも不自然だった。 マルチティンバーのTTS-1のピアノは、普通にベロシティが効いている。ただ音が遠くで鳴っているような、ややくすんだ音ばかり。弾いていて気持ちよさはない。アンサンブル重視でこうなったのだろう。 ということでcakewalk付属のソフト音源は微妙だった。 それに対して古いがCLP-100のピアノの音はまともだった。つまんない音に聞こえるが、ベロシティは素直だし、強く弾いた時の音質の変化も絶妙。さすが、お稽古用のエントリーモデルのことはある。 下サンプル音はMIDIでベロシティを1~127まで鳴らした時のもの。最大ではかなり音が歪んでいるが、これが気持ちよい。 FM音源なので、強弱に対しても、音程に対しても、音質が滑らかに変化していく。 波形でみるとこうなる。わりと滑らかに変化しているのがわかる。対数で見るとほぼ直線となる。 理想的なカーブだと思われる。 ギロックでも 電子ピアノを使う前はカシオのキーボードを少し使っていたが、あれはベロシティがなく、強弱の差がなく、表現力に乏しかった。 ピアノぽい演奏は無理に等しかった。 今使っているのは、古くても、まともな電子ピアノ。 そこで強弱を意識した練習でもしてみようと思って、ギロックに手を出してみた。 「はじめてのギロック」というもので、初心者向けの練習曲集となっている。 特徴としては弾いて楽しいと思えるところ。 で、一番はじめの曲を弾いてみた。 「LET'S WALTZ(さあ、ワルツを踊ろう)」という曲。 うーん、簡単な曲だが、表現となると難しい。まずは、なるべくテンポは一定で、強弱だけで曲として成立するようにしてみたがイマイチだっというオ

Cakewalk by Bandlab TTS-1のセッティング

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cakewalkにはソフト音源があらかじめいくつかインストールされている。 その中でマルチティンバー音源であるTTS-1を使ってみようといじったら、意外と手こずったのでメモしておく。 TTS-1のセッティング方法 まず空の新規プロジェクトを作成。 次に新しいトラックを作成するのだが、下記のようにInstrumentsからTTS-1をダブルクリックする。 するとウィンドウが開くので、下記のようにチェックを入れてOKする。 すると以下のように2つのトラックが作成される。1がないと音が出ないようだ。2は普通のMIDIチャンネルで、音源TTS-1のPianoを選定したところ。このトラックのパラメータでMIDIの入出力などを設定すれば、打ち込みができるようになる。 トラックの数字横アイコンをクリックすると、下のようにTTS-1のウィンドウが開く。ここで16チャンネル分の各種設定ができる。 シンセラック(表示 > シンセラックビュー)にはTTS-1があるはず。ここにはスタンバイしているソフトシンセが並ぶ。TTS-1はマルチティンバーなので、普通は1個ここにあれば十分のはず。2個も3個もできていたら、無駄なことをしていると思った方がいい。 マルチティンバー音源は、一つの音源で複数の音色を鳴らすことができるので、音色ごとにトラックを作成する必要がある。下はMIDIトラックの挿入で、トラック3を作成したところ。同じように必要数トラックを作成していく。 各トラックでTTSの音色(パッチ)管理はインスペクタにある、C(MIDIチャンネル)、B(バンク)、P(パッチ)で行う。 以下でトラックのチャンネルを選択する。 バンクはNormal0がGM規格のようだ。GM2では同じpiano1でも、piano1st、piano1dと3種類あったりする。対応は以下のようになっている。 Normal0 → piano1 Normal1 → piano1st Normal2 → piano1d また Normal4 を選択した場合は piano1 になるようだ。 ドラムの場合は 15360-Preset Rhythm を選択。 プリセットは上がNo

Cakewalk by Bandlab TTS-1 マルチティンバー音源

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Cakewalkに付属のマルチティンバー音源のTTS-1。 マルチティンバー音源とは、複数の音色を同時に扱える便利な音源のこと。CPUの非力なマシンでソフト音源を使う場合、この音源1つあればバンドサウンドからオーケストラサウンドまでカバーできるので、とてもエコノミー。ただ各音色のクオリティはリアリティという意味では、専用音源に比べれば低いが、使い方次第で充分実用になると思う。 TTS-1は16チャンネル持っていて、同時に16パート鳴らすことができる。扱える音色はGM2(General MIDI)規格準拠で256音色+8ドラムセット+SFXセットとなっている。 GM2は1999年に策定され、GM(レベル1)の拡張規格。 拡張音色は、Roland独自のGS規格からの移植が多い。GSと全く同じ音が入っているかというと、そうでもなく、一部追加、もしくは一部削除されている。そもそもGS規格から各社共通のGM規格へ発展したこともあって、GM2になってようやく初期のGS並みになったとも言える。 Cakewalkをインストールすると、以下に格納されている。 C:\Program Files\Cakewalk\Shared DXi\TTS-1\ TTS-1.dll が本体で約6MB。 tts-1-param.dat が音色データで約13.5MBとなっている。 Windows付属のGM音源Microsoft GS Wavetable SW Synthが本体セットで約3.3MBなので、比較すると贅沢なデータ量を使っているともいえる。逆に最近のサンプリング音源と比較すると、とてもミニマムではある。 TTS-1は、元々ローランド開発の有料ソフト音源(Hyper Canvas 2001年23,000円)なので、音色やベロシティに対するダイナミックレンジなどよく調整されていてる。下のHyper Canvasと比較すると、ほとんど同じレイアウトであることがわかる。 Hyper Canvasは、当時のDTM用ハードウェア音源の中心的存在であったローランドSCシリーズと同等以上の音質となっている。 DTM用ハード音源の代表機種 Roland SC-88Pro(1996年) 音色的にはアンサンブル重視で作られているので、適当に組み合わせても