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TTS-1 Reed カテゴリー

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無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源 TTS-1 の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音はなるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなく Phoenixverb を使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。 このカテゴリーはリード楽器を扱う。 リード楽器は葦を材としたリード(Reed)という発音機構を持つ。 065 000 Soprano Sax 音域 F#3-D#6 ソプラノサックス。サックスは管楽器の中では比較的新しく1840年代に考案された楽器で、内部が円錐形になっていて倍音が豊かに出る。また演奏性も優れているため、テクニカルな表情豊かな演奏が可能になる。 これは高域を担当するサックス。 066 000 Alto Sax 音域 C#3-G#5 アルトサックス。 中高域を担当するサックスで、ポピュラーなどでもよく使われる代表的なサックス。 高域側では、独特なかすれた音になるのだが、TTSの音は、それにしてもスモーキー過ぎる。 067 000 Tenor Sax 音域 F#2-D#5 テナーサックス。 中音域を担当するサックス。ベロシティを上げると、ビリビリした感じも出る。 068 000 Bariton Sax 音域 C#2-G#5 バリトンサックス。 低音域を担当するサックス。 069 000 Oboe 音域 A#3-G6 オーボエ。 リードを2枚使ったダブルリード楽器で、楽器の扱いも、演奏も難しい楽器とされている。 070 000 EnglishHorn 音域 E3-A5 イングリッシュホルンと呼ばれているが、コーラングレが正式名。 ダブルリード楽器。 オーボエよりも5度低い。奏者がオーボエとイングリッシュホルンを持ち替える場合もある。 071 000 Bassoon 音域 A#1-C5 バスーン、もしくはファゴット。ダブルリード楽

TTS-1 Ethnic Misc カテゴリー

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無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源 TTS-1 の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音はなるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなく Phoenixverb を使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。 このカテゴリーは、癖のある民族楽器揃いなので、打ち込みするにも、ある程度楽器を知る必要がある。 105 000 Sitar 音域 C3-F5 シタール(インド)エスニック系では割と知られた楽器。 105 001 Sitar 2(2 voices) 同じシタールだが、減衰の仕方が違って、こちらの方が素直に聞こえる。 106 000 Banjo 音域 C3-C6 バンジョー(アメリカ)。太鼓のような皮の上にブリッジがある構造で、ギターよりも大きな音が出る。そのためカントリーミュージックではギターよりも主力の楽器。 107 000 Shamisen 音域 C3-G5 三味線(日本)名前の通り弦が3本の楽器。一般的な調弦は、C3・G3・C4、もしくはC3・F3・C4。曲のキーで開放弦の音程は変化させる。この開放弦の音はよく使うので、それを意識すると三味線ぽく聞こえてくる。 108 000 Koto 音域 G3-C6 琴(日本)らしさを表現するのが厄介な楽器。やっぱり決め手はグリッサンドとトリルだろうか。 108 001 Taisho Koto(2 voices) 音域 G2-Bb5 大正琴(日本)は、名前の通り大正元年に開発された楽器。音楽初心者向けのお稽古楽器というのが一般的なイメージだと思われる。タイプライターのようなボタンで音程を決定し、ピックで弾くという独特のスタイル。弦の数は5~6本と機種によって様々だが、4本セットのメロディコースと1本のベース弦しかない。響きのために一度に複数弦弾くので、12弦ギターや、マンドリンなどと同じような考え方になる。基本単音楽器扱い

TTS-1 Percussive カテゴリー

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無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源 TTS-1 の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音はなるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなく Phoenixverb を使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。 パーカッションカテゴリーのほとんどの楽器は音程が希薄。また広い音域を持つものは無いので、本来の音がどれぐらいの位置にあるかを把握しておいた方が無難。Tinkle BellとSteel Drumsは明確な音程がある。 113 000 Tinkle Bell 音域 C4-C6 ティンカーベル、もしくはハンドベルは音程がある楽器。ひとつのベルは1音程なので、メロディを演奏するには数本が必要。数人でベルを持ち替えながら演奏する。 114 000 Agogo Bells 音域 C4-C5 本来は音程感が希薄で大小の2個組、もしくは3個組となっている。サンプリングされたこの音は、中低域においては音程感があるので、メロディを演奏させることも可能。実際にはあり得ないので、メカニカルな演奏にしてみた。 115 000 Steel Drums 音域 E3-E5 スティールドラム、スティールパンと呼ばれる。カリブ海の国で1940年ぐらいに生まれた楽器。音程がある楽器で、サンプリングした音は鍵盤で扱いやすい。 116 000 Wood Block ドラムセットにもある楽器だが高低の2種しか扱えない。こちらは広く高低可能だが、使いどころが難しい。 E5 ドラムセットの高いWood Block F#4 ドラムセットの低いWood Block 116 001 Castanet これもドラムセットにあるが、こちらは高低が選べる。微妙なニュアンスを作るときに使えそう。 117 000 Taiko Drum 和太鼓。らしさを表現するには高低をうまく使う必要がありそう。 11

TTS-1 Orchestra カテゴリー

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無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源 TTS-1 の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音は、なるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなく Phoenixverb を使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。 オーケストラに不可欠な弦楽器とティンパニーがあるカテゴリ。 041 000 Violin 音域 G3-C7 バイオリン。ソロ向けの音になっている。いろいろな表情を出すのはたぶん厳しい。 041 001 Slow Violin アタックの遅いバイオリン。 042 000 Viola 音域 C3-C6 ビオラ。ビオラはソロ楽器としてはあまり使われないので地味な存在。 043 000 Cello 音域 C2-C5 チェロ。TTSの音は重厚さがないけど、使い方によっては、十分チェロに聞こえる。 044 000 Contrabass 音域 E1-G3 コントラバス。意外と使える!と思った。ベロシティがある値以上になるとバチッというアタックノイズが入る。 045 000 Tremolo Str 音域 E1-C7 小刻みに弾くトレモロなので、ソロではなくアンサンブルとしての音になっている。ただし低い音はサンプリングの関係上トレモロまで遅くなっているので使えない。チェロの音域が限界かも。 ホラー系メロを、より不気味にするために使ってみた。 046 000 Pizzicato Str 音域 E1-C7 ピッチカート。これもアンサンブルの音だが、無理やりバイオリンのフレーズをやってみた。ベロシティを低めにすると、それっぽくなる。 047 000 Harp 音域C1-G7 ハープ。 オーケストラで使われているのはダブル・アクション・ペダル・ハープ。ハープをハープらしく聞かせるには、演奏方法と構造を知る必要がある。 弦はダイアトニックスケールで張

TTS-1 Drum Set(パーカッションほか)

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無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源 TTS-1 の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音はなるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなく Phoenixverb を使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真で、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。 9種類のDrum Setの基本キット以外のパーカッションを紹介。 ほとんどの物理的打楽器はラテン音楽用の南米生まれのもの。 多くは2音ぐらいがセットになっている。サンプルはリバーブOFFにしている。 Eb1 High Q アナログシンセで作るザップサウンド。 E1 Slap スラップスティック F1 Scratch Push、F#1 Scratch Pull ターンテーブルを楽器のように扱うスクラッチ。 G#1 Square Click 矩形波を1波形出力する電子的クリック音。 A1 Metron Click、Bb1 Metron Bell メトロノームのクリック音とチーンというベルの音。 D#2 Hand Clap 手拍子。元々リバーブがかかっている。 F#3 Tambourine タンバリン G#3 Cowbell カウベル Bb3 Vibra-slap ヴィブラスラップ。この名前はLP社の登録商標。ラテンパーカッションだが、昔の日本のアニメでよく耳にした音。 C4 High Bongo、C#4 Low Bongo ボンゴ。 D4 MuteHi Conga、D#4 OpenHi Conga、E4 Low Conga コンガ F4 High Timbale、F#4 Low Timbale ティンバル。 G4 High Agogo、G#4 Low Agogo アゴゴ。 A4 Caba