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9月, 2011の投稿を表示しています

楽譜作成ソフトMuseScoreを試す

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http://musescore.org/ja 150324 MuseScore 2.0 リリース バージョンアップでインターフェイスが大きく変わった。パレットの動きが機敏になって扱いやすくなった。以前のパレットをすべて表示したい場合はパレット下にあるアドバンスを選択する必要あり。 楽譜作成ソフトを探す ギターをはじめた2年前はコードだけあればよかった。裏紙に鉛筆でコードだけ書いておしまいという簡単さ。でもクラシックの曲だと通用しないので、1音1音タブ譜を書くようになった。特にギターの弾き方がフラットピッキングでクラシック曲を弾いたりするので、原曲を少しアレンジする必要が出て、自作の譜面は必須という状態。でも最近、タブ譜では応用が効かない気がしたので、普通の譜面に慣れた方がよいと思いはじめる。とりあえず、手書きからスタートしたけど、苦労のわりに汚い。人に見せることを考えると、もう少しきれいにしたいので、譜面作成ソフトを探す。フリーの譜面作成ソフトを、いくつか試したかんじでは、MuseScoreが個人的な用途に合っているように思えた。しばらくこれを使ってみようと思う。 MuseScoreを使ってみた印象 ソフトの見た目がきれい 全体的にセンスのよさを感じる。気分の問題のような気もするけど、実際に使い勝手がよく、合理的な美を感じるかも。 操作は簡単 マニュアルを読まなくても、ある程度譜面は書けてしまう。分からなければヘルプ(ハンドブック)を参照すればよい。すべて日本語化されていて、説明も親切なので問題ない。 細かな調整ができる 任意の記号の挿入とか、行間とか、それなりにきれいなレイアウトが実現できる。かゆいところに手が届くように思う。より自在できれいな譜面を目指すならLilyPond というソフトもフリーであるのだけど、スクリプトを書くような作法なのでお手軽ではない。 意外と安定 ネット情報ではバグが多いようなコメントが多いけど、最新の1.1では、簡単な譜面の範囲では問題なさそうだ。むしろ安定している印象。 音も出るのね 譜面作成が目的なのにシーケンサーにもなるのね。ドラムまで再現できてしまう。個人的には音は出なくてもよかったのだけど、音を確認するという意味では悪くはない

YouTube動画アップ覚書き

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はじめに デジカメで撮影した動画を、音だけ差し替えてWebM化して、YouTubeにアップするまでの流れ。音を差し替える理由はデジカメの音がノイジーすぎて使えないから。撮影と同時に録音をPCで行って、その音と差し替える。使った機材とソフトは以下の通り。ソフトはすべてフリー。 デジカメ Fujifilm F100fd パソコン IBM ThinkPad X61 マイク WM61A 自作 動画編集ソフト VirtualDubMod 1.5.10.2 フリー http://sourceforge.net/projects/virtualdubmod/files/ 波形編集ソフト Audacity 1.3.13 フリー http://audacity.sourceforge.net/download/ WebM変換ソフト XMediaRecode 3.025 フリー http://www.xmedia-recode.de/download.html デジカメで撮影 & PCで録音 デジカメはFujifilm F100fd を使用。解像度640x480 DCF準拠(AVI形式、Motion JPEG)30フレーム/秒 で撮影。 PCを使ってAudacityでも同時録音。マイクはWM61Aを使用。直接PCのマイク端子へ接続。 編集 撮影したAVIファイルをVirtualDubModに読み込む 音ファイルだけwavで取り出す Audacityでデジカメ音とAudacityで録音した音とのマッチングをする。長さとタイミングを合わせる作業。録音は撮影よりも長めにしておくと、カットだけの作業になって楽。 VirtualDubModにてAudacity録音した音声に差し替える。 無圧縮AVIに書き出し この動画はかなりでかくて、1分程度でも2GBになった。非力なマシンでは再生するのも困難。あくまでも作業用一時ファイルだから気にすることもないのだが、もう少し考えたほうがいいかもしれない・・・ 圧縮動画に変換 YouTubeに無圧縮AVIファイルをアップするのは現実的ではないため、WebMに圧縮してアップする。他のフォーマットでもよいのだけど、WebMには期待しているので、

J.S. Bach's Prelude BWV 846, BWV 999

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J.S. Bach's Prelude BWV 846 110904 録音機材があるのに、全然録音していなかったので、最近弾き始めたバッハのPrelude BWV 846を録音してみた。 使用機材 ギター Takamine TSS-08 弦 D'Addario EXP16 (3ヶ月使った弦 倍音が少ない・・・) マイク Shure SM57 ミキサー兼USBオーディオインターフェイス Alesis MultiMix4 USB パソコン IBM ThinkPad X61 録音ソフト Audacity この曲って、6弦を1音下げてDにチューニングして弾くらしいのだけど、チューニングをいじるのは嫌だったので、レギュラーチューニングで音を少しアレンジした。運指はかなり変わるので、自分で弾きやすい運指をあれこれ考えた。これに時間がかかった・・ 録音はウルフトーン対策をしていない状態で弾いたので、臨時的に半音上げてウルフトーンが目立たないようにした。 クラシックの曲をフラットピッキングで弾くのはどうかと思うけど、ピッキングの練習にはなっているように思う。演奏は以前よりはマシになってきたけど、やっぱり安定感に欠けるなぁ。今日5テイクほど録音した中では、唯一致命的な間違いをしなかったテイク。 それにしてもYouTubeの音がよくなった。さすがWebM&Vorbis。 J.S. Bach's Prelude BWV 999 110914 最近再び練習を始めたバッハのPrelude BWV 999を録音してみた。 この曲かなり難しいと改めて思った。奏法はフラットピッキング。演奏は不安定。もう少しピッキングが確実にコントロールできればよいのだけど修行が足りない。

キーボード 東プレ Realforce 91

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東プレのRealforce 91はオーソドックスなテンキーレスキーボード。5年ぐらい使っているのだが、そろそろレビュー。 主な仕様 Topre(東プレ) Realforce 91 型式:NE0100 価格:実売17000円前後。最近のキーボードとしては高い。 日本語91キーボード テンキーレス PS/2 接続 静電容量無接点方式 キーストローク 4.0mm 押下特性 主要部 45gで、小指で押すキーの多くが30g、一部55gもあるようだ「Esc」のみ? ステップスカルプチャータイプ サイズ:W366×D168.5mm×H38mm 重量:約1.2kg ケーブル長さ:1.6m 特徴 業務用キーボードを作っていた東プレが、民生用として販売したのがRealforceとなる。基本的な構造は業務用仕様と変わらないようだ。 一般のキーボードとの一番の違いは静電容量型無接点方式のキーなので耐久性が抜群。無接点というのは、キーを完全に押し込まなくても入力されるということ。普通の接点タイプでは、基板のパターンに、キー側の接点を接触させる必要があって、この部分が長年使っていると劣化して、押しても入力されなくなったりして、とても不快。そうなるとクリーニングしたり、接点を修理したりする必要が出てしまう。無接点のRealforceはそういうトラブルとは無縁。 またキータッチの重さがキーごとに調整されている。全体的に通常のキーボードよりも軽い。慣れると高速に打つことが出来る。何よりも押したときの感触が気持ちよい。 同時入力の制限 PS/2版のRealforceは一度に入力できるキー数に制限がない。USB版はUSBの仕様から6つまでの制限がある。PS/2をUSBアダプタを介して使うと、やはり6つのまでの制限となる。普通に使う分には何も不自由はしないのだが、ソフト鍵盤のプログラムを作ったときに、同時入力無制限のありがたみを知った。 しっかりした筐体 本体は、やや重めでしっかりしている。中には厚めの鉄板が入っていて、キー入力をしっかり支えている。変にふにゃふにゃすることはない。 ルックス なんとも普通のキーボード。今の時代からすると古いキーボードに見えてしまうが現行機種である。 底面。手前の4つの爪を指ではずすと簡単にケースを開け