楽譜作成ソフトMuseScoreを試す
http://musescore.org/ja 150324 MuseScore 2.0 リリース バージョンアップでインターフェイスが大きく変わった。パレットの動きが機敏になって扱いやすくなった。以前のパレットをすべて表示したい場合はパレット下にあるアドバンスを選択する必要あり。 楽譜作成ソフトを探す ギターをはじめた2年前はコードだけあればよかった。裏紙に鉛筆でコードだけ書いておしまいという簡単さ。でもクラシックの曲だと通用しないので、1音1音タブ譜を書くようになった。特にギターの弾き方がフラットピッキングでクラシック曲を弾いたりするので、原曲を少しアレンジする必要が出て、自作の譜面は必須という状態。でも最近、タブ譜では応用が効かない気がしたので、普通の譜面に慣れた方がよいと思いはじめる。とりあえず、手書きからスタートしたけど、苦労のわりに汚い。人に見せることを考えると、もう少しきれいにしたいので、譜面作成ソフトを探す。フリーの譜面作成ソフトを、いくつか試したかんじでは、MuseScoreが個人的な用途に合っているように思えた。しばらくこれを使ってみようと思う。 MuseScoreを使ってみた印象 ソフトの見た目がきれい 全体的にセンスのよさを感じる。気分の問題のような気もするけど、実際に使い勝手がよく、合理的な美を感じるかも。 操作は簡単 マニュアルを読まなくても、ある程度譜面は書けてしまう。分からなければヘルプ(ハンドブック)を参照すればよい。すべて日本語化されていて、説明も親切なので問題ない。 細かな調整ができる 任意の記号の挿入とか、行間とか、それなりにきれいなレイアウトが実現できる。かゆいところに手が届くように思う。より自在できれいな譜面を目指すならLilyPond というソフトもフリーであるのだけど、スクリプトを書くような作法なのでお手軽ではない。 意外と安定 ネット情報ではバグが多いようなコメントが多いけど、最新の1.1では、簡単な譜面の範囲では問題なさそうだ。むしろ安定している印象。 音も出るのね 譜面作成が目的なのにシーケンサーにもなるのね。ドラムまで再現できてしまう。個人的には音は出なくてもよかったのだけど、音を確認するという意味では悪くはない