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TTS-1 Organ カテゴリー

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無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源 TTS-1 の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音は、なるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなく Phoenixverb を使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。 オルガンカテゴリー。オルガンと呼ばれる楽器と、フリーリードの蛇腹楽器、ハーモニカ等が含まれる。打ち込みの場合、鍵盤を持つオルガンは、それっぽく表現することは可能だが、蛇腹を持ったアコーディオン系や、音程を微妙に上下させて吹くハーモニカは難しく、ある程度楽器のことを知っている必要がある。音色だけ変えても、それっぽく聞こえるというわけではない。 017 000 Organ 1 音域 C2-C7 ハモンドオルガン B3。トーンホイールという歯車を回して音程を作り、それを電磁石で電気信号に変換してアンプに出力する仕組み。パイプオルガンの代替品として開発されたが、トランジスタ技術の発展と共に使われなくなっていった。 オルガン1は、本物のパイプオルガンに近づけようとした音。 017 001 Detuned Or.1(2 voices) 調律を調整することでうなりのあるサウンドだが、それ以上に倍音が少ない丸い音なので000とは印象が大きく異なる。パイプオルガンから離れたサウンドになっている。 017 002 Organ 60 音域 C2-C6 60年代のチープな音がする分周回路のトランジスタオルガン。Farfisa Mini Compact、VOX Jaguar Combo Organ ModelVあたりをイメージしていると思われる。 017 003 Organ 4(2 voices) 000よりも倍音が少なく丸みのある音。 018 000 Organ 2 音域 C2-C7 ハモンドオルガンのパーカッションという機能をONにした音。独特なアタック音が出る。 018 001 Detu

TTS-1 SFX カテゴリー

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無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源 TTS-1 の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音は、なるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなく Phoenixverb を使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。 SFX サンプリングされた音を広い音域に割り当てられているので、低すぎたり、高すぎたりすると、録音した音からかけ離れていく。低い音はゆっくり再生することで実現しているため長くなり、高い音は速く再生しているので短くなっている。オリジナル音はおそらくC4に割り当てられている。 また、ここにある音色の多くは、ドラムセットのSFXにもあるが、ドラムセットは1鍵盤に1音色なので音程をいじるにはピッチベンドなどに頼ることになる。 121 000 GtFret Noise ギターのフィンガリングノイズ。ギターの音色に、これを効果的に混ぜるとそれらしくなる。 121 001 GtCut Noise ギターのブラッシングもしくはアコースティックギターのボディを指先で叩いたような音。 上記ギターノイズ2種を利用したアコースティックギターの打ち込み音はこんな感じになる。最後のフィンガリングノイズは生々しいかも。 121 002 Slap_St.Bass スラップベースのとき意識的に使うアタックノイズ。 フィンガーベースの音を止めるときに出るノイズとして使ってみた。こうすると弦がフレットに当たった音として聞こえる。 122 000 Breath Noise フルートなどのブレスノイズだが音程感があるので、ノイズとしてではなく、ちゃんと使う必要がある。 122 001 FL.Key Click(フルート・キークリック) フルートのキー操作の時に出るノイズ。この音はアコーディオンなどにも有効だ。 フルートに上記ノイズを加えてみた。 123 000 Sea Shore 海