LADSPA Compressor 機能追加
Win10環境でプログラムできる環境が整ったので、リハビリ程度に、 去年の夏に作ったLADSPAのCompに機能を追加してみた 前回メモも残しておらず、ソースコード上にコメントもほとんど書かなかったので、解析に苦労してしまった。 自分で作ったプログラムなのに、解析だけで半日は費やしてしまった。 ということで、数年後にまた必要になりそうな気がしたので、Blogにメモしておくことにした。 半年以上前のプログラムとなると、やっぱり忘れるものね。目に見える設計などは、結構忘れないのだが、読んで頭の中で構築する必要のあるプログラム設計はダメだった。特に数式をいじくりまわしてしまうと、何をやっているのかひも解くだけでも一苦労。 改定コンプ 主な変更点は、 アタックを追加し、普通のコンプのようにした。 そして音のつながりカーブをコサインカーブを使用してなめらかにした。 パラメーター幅も多少変更した等々。 開発時間の多くは解析に使い、新しい機能は2、3時間で実現できた。 コンプの特徴 あくまでもナチュラルに圧縮し、決して歪まない。どんな設定にしても波形は崩れないため、原音のイメージを保つことができる。 またアタックタイム0を実現することで、突然のピークにも対応することができる。 リリース、およびアタックとのつながりがスムーズ。 設定どおりの圧縮が可能。多くのコンプは、設定値と実際の圧縮が合ってなくて感覚で操作するものが多い。そういう曖昧なことをやめてみた。 Audacityで利用した場合、インターフェイスは以下のようなもので、コンプとしてはオーソドックスなパラメータが並ぶ。