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5月, 2018の投稿を表示しています

ピアノ練習 2018年 4回目

週末のピアノ練習。「はじめてのギロック」の2曲目「のろし」を少し弾いてみる。 キーがGmの曲だが、途中に出てくる印象的なDb部分をどう解釈してよいか迷うが、たぶんコードEb7/Gだろう。単純じゃないのでギロックの曲は面白い。 やっぱり左手のスケール練習をしないとダメだわ。力のコントロールができていない。 特に低音域できれいに音を出すのは難しい。さらに最低音を押さえるのは、一番非力な小指になってしまう。 左手の小指を重点的に鍛える必要がある・・・ ベース&キーボード練習の記録

VSTi DEXED 音作りは動的波形でイメージ

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DAWのCakewalkで、VSTiが問題なく動くかどうか、DX7クローンのDEXEDを試してみた。動作は問題ないどころか、SAVIHostよりも安定していた。さすが元有料ソフト。 しかしFM音源の音作りのノウハウをすっかり忘れていた。 そこで改めて、どのようにイメージしたらFM音源を使いこなせるか考えてみた。 思いついたのは波形を視覚的に理解するということ。 基本的に周期波形をしっかり作ってしまえば、後はアタック、リリースの調整ぐらいなので簡単な話。 FM音源の周期波形はキャリアとモジュレータの周波数比とレベルで決まる。これを感覚的に使いこなせれば、音作りもそれほど難しくはない。 そのためのツールをJavaScriptで作ってみた。 FM音源の波形合成シミュレーション carrier coarse 1.0 carrier level 99 modulated1 coarse 1.0 modulated1 level 99 modulated2 coarse 1.0 modulated2 level 99 modulated3 coarse 1.0 modulated3 level 99 スライダーでいじれるのはキャリア(青)、モジュレータ1(赤)、モジュレータ2(オレンジ)、モジュレータ3(紫)のcoarse(周波数比)とLevelになる。これは接続順でもある。そして緑の波形がキャリアからの出力波形となる。 またモジュレータは上記のように3つ直列してあり、DEXED(DX7)の最大(アルゴリズム1、2)の状態。モジュレータを少なくしたい場合はLevelを0にすれば無効となる。値の範囲はDEXEDと同じにしてみた。 これをしばらくいじっていればDEXEDで音作りする際、迷うことは少なくなると思う。 たとえば、理想に近いのこぎり波や矩形波を作ろうと思うと、モジュレータは多いほどいい。DEXEDではモジュレータ3つが最大なので、その範囲で作るしかない。 上記でシミュレーションすれば、簡単にのこぎ

ピアノ練習 2018年 3回目

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電子ピアノ CLP-100 をつないでCakewalkのピアノソフト音源をいじってみた感想。全然使えない・・・・  SI-Electric Piano(エレピ音源)はベロシティによる音量差はほとんどなく、コンプかけまくられたエレピサウンドだった。 ベロシティの違いによる音種は強弱の2種類しかないように聞こえる。 バンドアンサンブルで使うなら埋もれなくてよいのかもしれないが、ピアノ練習では全く使えない。 音はサンプリングなのだが、強弱、音程による音質差がありすぎてなんとも不自然だった。 マルチティンバーのTTS-1のピアノは、普通にベロシティが効いている。ただ音が遠くで鳴っているような、ややくすんだ音ばかり。弾いていて気持ちよさはない。アンサンブル重視でこうなったのだろう。 ということでcakewalk付属のソフト音源は微妙だった。 それに対して古いがCLP-100のピアノの音はまともだった。つまんない音に聞こえるが、ベロシティは素直だし、強く弾いた時の音質の変化も絶妙。さすが、お稽古用のエントリーモデルのことはある。 下サンプル音はMIDIでベロシティを1~127まで鳴らした時のもの。最大ではかなり音が歪んでいるが、これが気持ちよい。 FM音源なので、強弱に対しても、音程に対しても、音質が滑らかに変化していく。 波形でみるとこうなる。わりと滑らかに変化しているのがわかる。対数で見るとほぼ直線となる。 理想的なカーブだと思われる。 ギロックでも 電子ピアノを使う前はカシオのキーボードを少し使っていたが、あれはベロシティがなく、強弱の差がなく、表現力に乏しかった。 ピアノぽい演奏は無理に等しかった。 今使っているのは、古くても、まともな電子ピアノ。 そこで強弱を意識した練習でもしてみようと思って、ギロックに手を出してみた。 「はじめてのギロック」というもので、初心者向けの練習曲集となっている。 特徴としては弾いて楽しいと思えるところ。 で、一番はじめの曲を弾いてみた。 「LET'S WALTZ(さあ、ワルツを踊ろう)」という曲。 うーん、簡単な曲だが、表現となると難しい。まずは、なるべくテンポは一定で、強弱だけで曲として成立するようにしてみたがイマイチだっというオ

Cakewalk by Bandlab TTS-1のセッティング

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cakewalkにはソフト音源があらかじめいくつかインストールされている。 その中でマルチティンバー音源であるTTS-1を使ってみようといじったら、意外と手こずったのでメモしておく。 TTS-1のセッティング方法 まず空の新規プロジェクトを作成。 次に新しいトラックを作成するのだが、下記のようにInstrumentsからTTS-1をダブルクリックする。 するとウィンドウが開くので、下記のようにチェックを入れてOKする。 すると以下のように2つのトラックが作成される。1がないと音が出ないようだ。2は普通のMIDIチャンネルで、音源TTS-1のPianoを選定したところ。このトラックのパラメータでMIDIの入出力などを設定すれば、打ち込みができるようになる。 トラックの数字横アイコンをクリックすると、下のようにTTS-1のウィンドウが開く。ここで16チャンネル分の各種設定ができる。 シンセラック(表示 > シンセラックビュー)にはTTS-1があるはず。ここにはスタンバイしているソフトシンセが並ぶ。TTS-1はマルチティンバーなので、普通は1個ここにあれば十分のはず。2個も3個もできていたら、無駄なことをしていると思った方がいい。 マルチティンバー音源は、一つの音源で複数の音色を鳴らすことができるので、音色ごとにトラックを作成する必要がある。下はMIDIトラックの挿入で、トラック3を作成したところ。同じように必要数トラックを作成していく。 各トラックでTTSの音色(パッチ)管理はインスペクタにある、C(MIDIチャンネル)、B(バンク)、P(パッチ)で行う。 以下でトラックのチャンネルを選択する。 バンクはNormal0がGM規格のようだ。GM2では同じpiano1でも、piano1st、piano1dと3種類あったりする。対応は以下のようになっている。 Normal0 → piano1 Normal1 → piano1st Normal2 → piano1d また Normal4 を選択した場合は piano1 になるようだ。 ドラムの場合は 15360-Preset Rhythm を選択。 プリセットは上がNo

Cakewalk by Bandlab TTS-1 マルチティンバー音源

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Cakewalkに付属のマルチティンバー音源のTTS-1。 マルチティンバー音源とは、複数の音色を同時に扱える便利な音源のこと。CPUの非力なマシンでソフト音源を使う場合、この音源1つあればバンドサウンドからオーケストラサウンドまでカバーできるので、とてもエコノミー。ただ各音色のクオリティはリアリティという意味では、専用音源に比べれば低いが、使い方次第で充分実用になると思う。 TTS-1は16チャンネル持っていて、同時に16パート鳴らすことができる。扱える音色はGM2(General MIDI)規格準拠で256音色+8ドラムセット+SFXセットとなっている。 GM2は1999年に策定され、GM(レベル1)の拡張規格。 拡張音色は、Roland独自のGS規格からの移植が多い。GSと全く同じ音が入っているかというと、そうでもなく、一部追加、もしくは一部削除されている。そもそもGS規格から各社共通のGM規格へ発展したこともあって、GM2になってようやく初期のGS並みになったとも言える。 Cakewalkをインストールすると、以下に格納されている。 C:\Program Files\Cakewalk\Shared DXi\TTS-1\ TTS-1.dll が本体で約6MB。 tts-1-param.dat が音色データで約13.5MBとなっている。 Windows付属のGM音源Microsoft GS Wavetable SW Synthが本体セットで約3.3MBなので、比較すると贅沢なデータ量を使っているともいえる。逆に最近のサンプリング音源と比較すると、とてもミニマムではある。 TTS-1は、元々ローランド開発の有料ソフト音源(Hyper Canvas 2001年23,000円)なので、音色やベロシティに対するダイナミックレンジなどよく調整されていてる。下のHyper Canvasと比較すると、ほとんど同じレイアウトであることがわかる。 Hyper Canvasは、当時のDTM用ハードウェア音源の中心的存在であったローランドSCシリーズと同等以上の音質となっている。 DTM用ハード音源の代表機種 Roland SC-88Pro(1996年) 音色的にはアンサンブル重視で作られているので、適当に組み合わせても

ピアノ練習 2018年 2回目

12キーすべてのメジャースケールを弾いてみる。 楽譜は見ないで、移動ドで考えて鍵盤上のパターンとしてとらえると意外と簡単という印象。 ピアノは基本楽譜とセットで考えて、移動ドなんて、邪道という気もするが、 趣味でコード弾くぐらいなら、移動ドの方が都合いいわ。実際にはドレミではなく1度とかP5とか言ってやってみた。 5線譜だと#やbが6個も付いたF#(Gb)はややこしい印象だが、鍵盤上でのパターンは構成音が分かりやすく、他のキーよりも簡単と思える結果となった。なあんだぁという感じ。鍵盤のパターンが染みついた後、譜面を見れば、アレルギーは起きないと思う。 鍵盤は、キーに関しては、ギターよりも見える化されているので、いろいろ発見しやすい。 例えば、#系は完全5度上がり、b系は完全5度下がっていく。その際に#系は7thの音がシャープし、b系は5度下がる前のスケールの7thがフラットするなど。まぁ単なる数列であるから、どうってことのない話ではあるが。対してギターは、ポジション移動を考えると混乱しやすいのね。 key=C 白鍵だけ使った基本となるスケール。 key=G キーCに対してFがシャープしたスケール。以下F#まではシャープ系キー。 key=D key=A key=E key=B このキーで黒鍵は5個すべて使い切った状態。 key=F# (Gb) キーBに対してEがシャープしてFになった状態。 もしくは、キーDbに対して、CがフラットしてBになった状態。 以下はフラット系スケール key=F キーCに対してBがフラットする。 key=Bb key=Eb key=Ab key=Db key=F# (Gb)の黒鍵だけ弾くと4thと7thを抜いたペンタトニックになる。ペンタだけを使ったアドリブなら、視覚的にも明確なので、まさに初心者のためのキーに思えてしまう。 ピアノは移調やらが厄介と思っていたが、とんだ誤解のようだ。 譜面から入らず、鍵盤のパターンを覚えてしまえば、とても簡単だった。 鍵盤上のパターンを覚えてしまえば、 譜面

ピアノ練習 2018年 1回目

キーボード練習改め、ピアノ練習へ。理由はキーボードは売ってしまって、 古い修理した電子ピアノ しかないため。 昨年は結局3回しかキーボードを練習していない。これでは練習になっていないのは明らか。 今年もすでに1/3終わってしまったが、改めてピアノの練習でも始めてみようかと思う。 今まで練習しなかった理由は明らかで、他のことをしてしまうから。プログラミングなんて、やりはじめると、完成するまでやめられず、空き時間のほとんどを使ってしまったりする。これでは楽器どころではない。 楽器練習はスポーツと同じで、継続しないと何にもならないので、多少なりとも継続させようかと今更ながら思ったりしている。 多趣味も結構だが、いろんなことをやりすぎないことが重要。 まずはコード 数年前にキーボード(ピアノ)を弾きたくなった理由は、鍵盤でコードをギターのように弾いてみたいというもの。コードを見て、ささっと弾くという感じで、5線譜とにらめっこするつもりもない。譜面は譜面で必要性を感じた時に少しやるかもしれないが、今のところコードと頭の中のドレミだけを頼りに弾くと、結構あっという間にコードが弾けるようになった。 また難しいピアノ曲を弾きたいわけではない。ただ、指は最低限動かないと話にならないと思って、「バーナム ピアノ テクニック1」という本を少しだけやってみた。これもちゃんと取り組んでいないので、指はまともに動かない。 そこでバーナムも継続しながら、コードに取り組むことにした。 ピアノで弾くコードはギターと違って、構成音を意識する必要があるので、何かとよいかもしれない。常に理想のベース音を弾けるメリットは大きい。ギターの和音は妥協しまくりだからね。 とりあえず、伴奏に使えるコードを目指そうと思う。右手でコードを押させて、左手でベースというコンビネーション。それができるようになったら、次の目標に向かおうかと思う。 ダイアトニックコード まず右手だけの白鍵のみのコードから。3和音の一番シンプルなコード。 | C | Dm | Em | F | G | Am | Bm-5 | C | コードの転回形も使わないと、なんだこりゃという感じで上がっていくだけになってしまう。 コード進行も無視した機械