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6月, 2023の投稿を表示しています

DAW Reaper 試す3

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Reaperお試し3回目。何だろう? このDAWは他と違う匂いがする? 初めから感じてはいたが、使うほどマニアックさがにじみ出てくる。この手のソフトは好きなのだが、ダメな人はダメだろうなぁと思った。人を選ぶ優しくないツールという感じ。この雰囲気に近いソフトとしては波形編集のAudacityや動画編集のAviUtlだろうか。一般的に受け入れられることを諦めているというか、興味がないという感じ。歩み寄ろうともしない。その代わり、痒い所にどこまでも手が届いていく感じ。 Synthesizer Vを使ってみる 今回はボーカロイド系のSynthesizer Vを無料の範囲で使ってみる。無料版はスタンドアローンタイプなので、DAWと連携するわけではないけど、これを使ってカバー曲を作ってみる。 Synthesizer Vを使ってみた理由は、モデルにもよるけど英語ができるということ。 あとはNEUTRINO以外のボーカロイド系を知らないので、どんなものか試してみようということ。 ちょっと感動したのはダウンロードサイズが小さいこと。本体31.5MBでボーカルライブラリが各14.5MB程度。この容量の小ささは気に入った。NEUTRINOはGBオーダーで、今現在モデル含めて4GBぐらい占めている・・・AI=大容量というイメージがあったのだが、Synthesizer Vは、うまく軽量化しているようだ。素晴らしい。でもSynthesizer Vという名前は、よくある単語の連結で、インパクトもなく、あまりよいネーミングではないねぇ。 地道にReaperの基本機能も学習していく。 Audioファイルの波形 サンプルまで確認できるのは波形編集ソフト並みだ。ただエディットは出来ないね。まぁそのような用途はAudacityに飛べばよい。簡単にAudacityを開けるのはありがたい。 また波形のレベル方向の拡大表示は、Shift+upカーソルで、元に戻すときはShift+downカーソル。縮小表示はできないのかな? 必要性はなさそうだけど。 メータにdBスケール表示 トラックにメータはあるがdBスケール表示がない。表示方法は意外と厄介だった。 Options > PreferencesからTrack Control

DAW Reaper 試す2

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今週末もReaperお試しのつづき。使い勝手が合わなかったり、問題が起こるようなら、数時間で使わなくなるが、Reaperは今のところ快適。Cakewalkに代わってメインDAWになる可能性が出てきた。 Reaperの会社Cockosのロゴかわいい。 今回使ってみてよかったところとか、発見した機能を少し紹介。 オートメーションの使い勝手を試す オートメーションがコントロールしやすい。 MIDIピッチホイール等の制御は、上図のようにピアノロールでLFOを使ってオートメーションと同じように書ける。 sinで揺らしたりが簡単に制御できる。徐々に大きくなるとか、手では書いてられないからね。 ひとつのトラックにアイテムを縦に並べられる トラックをFree item positioningに設定することでアイテムを縦に並べられる。 上図は、ドラムトラックで、1小節をループさせるパターンアイテムに対して、オカズのシンバルがたまに入っている状態。 アイテムを別けることで管理編集が楽になる。ドラムにおいては、ハイハットだけ別けたりなど、いろいろ便利に使えると思う。 アンプシミュレータ(G) Kuassa AmplifikationLite無料 CakewalkではアンプシミュレーターはTH3が付属していたので、それを使っていたが、Reaperでは流用できないため、何か探す必要がある。 REAPER ManiaさんがKuassa AmplifikationLiteを紹介していたので、これを使う。 今回も90%ぐらいREAPER Maniaさん情報で学習。頼りになる。 Kuassa AmplifikationLite https://www.kuassa.com/products/amplifikation-lite/ VST2だけど容量は763KB。何よりも小さいのが気に入った。キャビネットのIRデータも入れ替えることが可能。 見た目も小奇麗で、操作もシンプルで迷うことがない。必要なのはギターの歪みサウンドだけなので、このシンプルさは合っている。ただCPU負荷を見たら、0.44%と重量級プラグインと同等の負荷だった・・・もっと軽いのを探したほうがいいかもしれないが、FFT処理が原因なら

DAW Reaper 試す1

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Cakewalk by bandlabが有料化するにあたって、新しいSonarが価格的に妥当と思えなかった場合、他DAWに乗り換える可能性もある。そのため、どんなDAWがあるか、この週末に早速調べることにした。 そもそもDAWは本格的にやるつもりもないのでコスパ優先。毎年万単位で維持費がかかるようなDAWは除外。 また調べていて分かったのだが、どのDAWも容量デカすぎ。100GB近い容量を要求するなんてやめてくれ。 どれもプラグインとか詰め込み過ぎ・・・とくにサンプル音源の容量が尋常じゃない・・・ そんな中、地味なReaperというものを見つける。Discounted Licenseであれば60ドルとプラグイン程度の価格。 何よりも、ほぼ絶滅したDXプラグインが動くとあるので、cakewalk付属のTTS-1(GM音源)が動くかもと思って早速ダウンロードしてみた。 60日間試すことができて、お試し期間が過ぎても起動時に数秒表示が出るだけ? 買わなくても制限なしで使えるらしい? 気に入ったら買います。 またWindows、Mac、Linuxのサポートだけでなく、WinXPなど古いバージョンもサポートしている! REAPER https://www.reaper.fm/ 起動時のロゴはかっこいい。 ダウンロードサイズはわずか15MB。インストールして本体のフォルダ容量をチェックすると132MB。なんか他のDAWと桁どころか、単位が違うんだが。肥大化するソフトウェアが当たり前の中、このサイズは嬉しい。 付属音源、エフェクト 付属音源は最小限ということらしい。パラメータが並んだだけの原始的な感じのVSTiが3個あった。音楽制作で使うというよりも実験もしくはチェック用に使えそう。 ReaSamplOmatic5000: サンプラー 1サンプルだけ扱えるようだ。ドラムのように複数サンプル扱う場合は、サンプラーを直列して使えばよいのかな? サンプラーは実験には欠かせないので、そういう用途にはバッチリかも。 ReaSynDr:シンセドラム 4音色だけの簡素なもの 音はこんな感じ。 ReaSynth: このシンセは嬉しいかも。単純に純粋な標準波形を出したり、ピッチを微調

Cakewalk有料化決定

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この半年アップデートがないなぁ。と思っていたら、ついに有料化が発表された。あらら・・・ Coming Soonとしかないので、時期は未定だが、まぁ数カ月以内だろうか? https://www.cakewalk.com/ 以下の2つのアプリを準備しているようだ。 Cakewalk Sonar:現在のCakewalk by Bandlabの後継ソフト。Sonar復活。 Cakewalk Next:こちらはWinとMacで利用可能な、もう少し簡易的なアプリかな? 現在のCakewalk by Bandlabは、有料版Sonarが出たら、サポートは終わるようだ。しばらくは無料で使えそうだけど、サポート終了のDAWを使い続けるのは、ほどほどにしておきたい。 あの機能で、無料だったので、ありがたく使わせてもらっていたのだが、 有料となると、他DAWと比較して、自分の使い方に合うDAWを買うことになりそう。 数か月後Reaperへ乗換 他のDAWをいくつか試してみたが、Reaperが一番相性が良さそうだったので乗り換えた。 お気に入りのGM音源TTS-1がそのまま使える唯一のDAWかもしれない。 手軽に自作プログラムも組み込めるので実験用途でもAudacity並みに、いろいろ出来てしまう。 開発はなんと天才2人?でやっているぽい。大人数で資産の引継ぎ引継ぎで開発していると、よくわからないものが溜まって肥大化していくのだけど、そういうことがなく、プログラムは132MBとコンパクトにまとまっている。 他のDAWに対して、方向がかなり違っていて、ワープロソフトとエディタぐらいの違いがあるように感じている。 価格も60ドルで直販のみ。 今は円安なので日本円では税込みで1万ぐらいになってしまうが、それでも他DAWに比べればかなりお得な値段。 小人数体制なので、ガツガツとした商売をする必要もないのだろう。 REAPER Cakewalk