DAW Reaper 試す2

今週末もReaperお試しのつづき。使い勝手が合わなかったり、問題が起こるようなら、数時間で使わなくなるが、Reaperは今のところ快適。Cakewalkに代わってメインDAWになる可能性が出てきた。

Reaperの会社Cockosのロゴかわいい。


今回使ってみてよかったところとか、発見した機能を少し紹介。

オートメーションの使い勝手を試す

オートメーションがコントロールしやすい。

MIDIピッチホイール等の制御は、上図のようにピアノロールでLFOを使ってオートメーションと同じように書ける。 sinで揺らしたりが簡単に制御できる。徐々に大きくなるとか、手では書いてられないからね。


ひとつのトラックにアイテムを縦に並べられる

トラックをFree item positioningに設定することでアイテムを縦に並べられる。

上図は、ドラムトラックで、1小節をループさせるパターンアイテムに対して、オカズのシンバルがたまに入っている状態。 アイテムを別けることで管理編集が楽になる。ドラムにおいては、ハイハットだけ別けたりなど、いろいろ便利に使えると思う。


アンプシミュレータ(G) Kuassa AmplifikationLite無料

CakewalkではアンプシミュレーターはTH3が付属していたので、それを使っていたが、Reaperでは流用できないため、何か探す必要がある。

REAPER ManiaさんがKuassa AmplifikationLiteを紹介していたので、これを使う。 今回も90%ぐらいREAPER Maniaさん情報で学習。頼りになる。


Kuassa AmplifikationLite
https://www.kuassa.com/products/amplifikation-lite/

VST2だけど容量は763KB。何よりも小さいのが気に入った。キャビネットのIRデータも入れ替えることが可能。 見た目も小奇麗で、操作もシンプルで迷うことがない。必要なのはギターの歪みサウンドだけなので、このシンプルさは合っている。ただCPU負荷を見たら、0.44%と重量級プラグインと同等の負荷だった・・・もっと軽いのを探したほうがいいかもしれないが、FFT処理が原因なら、エミュレート系はどれも重そうだ。

ちなみにIK Mulimedia AmpliTube 5 CS も試してみたけど、フルセットをインストールした上で機能制限しているようで、2.8GBと巨大だった。速攻で削除。ギガ単位のプラグインは使う気になれない。個人的には最高の音よりも身軽さを優先したい。


カバーで上記機能を使いまくってみた

打ち込み作業はCakewalkのときよりも効率的になったかもしれない。オートメーションの使い勝手の良さは大きい。


その他DAW perfomer lite と Pro Tools Intro

他のDAWもインストールしてみた。 両方とも機能限定版なので、メインDAWとしては使うつもりはないが、どんなものかと様子見。

perfomer liteは、どういうわけか不安定で、よく落ちてしまう。環境的な問題かもしれないが、頻繁に落ちてしまうのはよろしくないので、ほとんど触りもせずアンインストール。

Pro Toolsは、どこへ行ってもあるので、使い方を覚えておくという意味でインストールしてみた。 Pro Tools Introは無料で使える機能限定版。オーディオ、MIDI、インストが各8トラック使える。 個人的な用途では十分かもしれない。 サードパーティのプラグインも動かさせるので不自由はしない。 付属音源のXPand2は高機能TTS-1みたいで気に入ったのだが、容量が1.5GBぐらいある。うーん。みんなデカすぎ。 有料版はサブスクで一番安いPro Tools Artistで年15000円から。うーん、特別高いとは思わないが、まず買うことはないね。名前の通り業務用という印象。

Cakewalkの代替候補としては、やはりReaperが有力。他に気になっているDAWはBitwigぐらい。一通りReaperをいじった後に試してみようと思う。でもコスパでは明らかにReaperだな。