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アコギで音楽理論 ハーモニックマイナースケールから派生するコード

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ナチュラルマイナースケールから派生したコードだけではケーデンスが弱いため、ハーモニックマイナースケールが作り出された。 harmonic minor scale エオリアンスケールの7thが#する特徴あるスケール。これによって主音の半音下の導音が作られる。 その効果としては、V7からImへの解決が自然に行えるようになる。 キーがAmの場合、ソ#とレの不安定な減5度を含むE7がAmの安定した響きに落ち着こうとする。ただしメジャーほど素直にAmに帰着しない。 派生する基本となるコードは以下の通り。偶数番号はナチュラルマイナーと同じなので省略。 harmonic minor scale コード一覧 13thがアボイドノート。 11thがアボイドノート。 11thがアボイドノート。 V7の根音省略形でもある。ディミニッシュ。 アコギで音楽理論

アコギで音楽理論 ナチュラルマイナースケールから派生するコード

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メジャーはアイオニアン・スケールひとつから7種の基本コードが作られたが、マイナーの場合は、3つのスケールが存在する。そのため15種の基本コードが生成される。まずはメジャーと同じ構成音からなるナチュラルマイナーから整理してみる。ダイアグラムはメジャーと被るので省略。 natural minor scale 派生する基本となるコード。順番が違うだけでメジャーと同じコードが並ぶ。 しかしVm7からImへのドミナントモーションがなく終止感が弱い。 bVII7はD(ドミナント)という解釈ではなくS(サブドミナント)扱いされることも多い。 natural minor scale コード一覧 13thがグレーゾーン。 9thがアボイドノート 11thがアボイドノート。 すべてのテンションが利用可能。 9thがアボイドノートで、13thがグレーゾーン。11thしか使えず、コードバリエーションは少ない。 すべてのテンションが利用可能。 11thがアボイドノート。 アコギで音楽理論

ゲルインクボールペン ぺんてる ハイブリッド キャップ式

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ゲルボールペンは、この5、6年ずっとこれを使っている。三菱のシグノ(キャップ式)も滑らかでよかったのだが、インクフローが良すぎるので、ぺんてる ハイブリッドに切り替えたのだ。ハイブリッドの適度なインクフローは最近では手放せない。Hybridは学生のころも使っていて、結局戻った感じ。 見た目は昔のボールペンという感じで、すごく地味だけど、細い軸は何かと扱いやすい。 キャップ式の利点は、スプリングでボールを押し付けていないので、線の入り、払い、強弱に圧倒的な表現力がある。 残念なのは、現在0.5mmしかなく、0.7mmなどはすべて製造中止となっていたこと。他社も似た傾向で、キャップ式ゲルボールペンは絶滅危惧種となってしまった。線にこだわる人はそれなりにいると思うのだが、この状況をどう見ているのだろうか。中には絵描きや、ペン習字の達人でもノック式を勧める人もいるので、構造による差を知らないのかもしれない。 実は、ぺんてる製0.7mmゲルボールペンはまだあった。 エナージェルユーロ(キャップ式)なのだが、これを買ってチェックしたら、キャップ式にも関わらずスプリングでボールを押すタイプだった・・・というオチ。ハイブリッド0.7mmの再販を願うばかり。