五線譜用ペン自作

学生のころ考案して、文具メーカーに提案したら、市場性がないということで却下になったペン。かなりの年月を経て試作してみた(笑)。

最近になって、曲をコピーするときは譜面にすべきだと思って手書き譜面を書いていたのだが、五線を1本1本ペンで引くのが面倒に思えた。五線譜ノート買えばよいのかもしれないが、個人的には適当な裏紙にメモ程度で十分。そこでこれを作ってみた。感想としては、一発で引けるってこんなに楽なんだ!

構造は見たままで、ボールペン替芯を5本束ねただけ。替芯は三菱鉛筆の SA-7N にした。仕様は、油性ボールペン、ボール径0.7mm、長さ144mm、軸径3mm、価格は52円というもの。コストパフォーマンス抜群で、なおかつ書きやすく優れた替芯だと思う。

軸の径は3mmなので、五線の各線間幅は3mmとなる。でも斜めにして使えば線間を狭くして引く事も可能。

油性ボールペンを選択した理由は、速乾性が優れていること。消しゴムにも強く薄くなりにくいこと。そして安いこと。

実際使ってみると結構スムーズに引くことができた。

音符などは鉛筆で書いて消せるようにして使う。シャープペンなら0.9mmが太くて読みやすいかも。

これで手書き譜面作成があまり面倒に思えなくなった。最後に下のように、ふざけた譜面も作成可能。色付替芯にすればさらに無駄に楽しくなる。