TTS-1 Pianoカテゴリー
無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源TTS-1の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音は、なるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなくPhoenixverbを使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。
ピアノカテゴリーの楽器は、ほとんどが弦楽器で、エレピだけが体鳴に分類される。 弦等をメカ的に叩くか、はじくかして発音する。 そして鍵盤を使って演奏するのが共通点。MIDIキーボードからの打ち込みでもそれほど不自然さは出ず、抜群に相性がよいカテゴリーといえる。
モノラルサンプリングされたグランドピアノ。
明るいピアノ。ポップスなどでバンドアンサンブルの中で利用するには都合の良いバランス。
YAMAHAのCPシリーズというエレクトリックピアノのサンプリング。CPシリーズは生ピアノと同じように弦を張り、通常のピアノアクションで打弦するので、フェンダーローズなどのエレクトリックピアノとは違う弦ならではの歪み感がある。ただ本物と違って品がないので、気を付けて使う必要がある。
調律が狂ったピアノで、ラグタイムなどの演奏に使われた。初期は酒場にあった管理の悪いアップライトピアノが使われたので必然的にこうなったようだ。
1940年代に可搬性を優先させ、ピアノの代わりになる楽器として発明された。音叉のようなトーンジェネレータを打つことで、音を出し、それを電気的に増幅させている。調律もそれほどシビアではなく、生ピアノに比べれば小型で軽量に作ることができた。コツコツと叩く独特の響きは現在でもよく耳にする。代表的なエレピメーカーはRhodesとWurlitzer。
EP1の音はアタック音が控えめで一番大人しい。
EP1よりもアタックもあり、キラキラして明るい傾向。
ハープシコードもしくはチェンバロとも呼ぶ。ピアノが発明される前のバロック時代によく使われてた。弦を爪でひっかけて音を出す構造のため、打鍵加減による強弱表現は基本的にできない。 1音につき2本の弦を弾いている標準的な音。
古典楽器のクラヴィコードをエレキスタイルにした楽器でHOHNER社のD6が有名。鍵盤の下に弦が張られていて反応が速いのが特徴。パーカッシブな演奏に向いている。
ピアノカテゴリーの楽器は、ほとんどが弦楽器で、エレピだけが体鳴に分類される。 弦等をメカ的に叩くか、はじくかして発音する。 そして鍵盤を使って演奏するのが共通点。MIDIキーボードからの打ち込みでもそれほど不自然さは出ず、抜群に相性がよいカテゴリーといえる。
001 000 Piano 1
音域A0-C8モノラルサンプリングされたグランドピアノ。
001 001 Piano 1 st.
ステレオサンプリングされた一番ゴージャスな音がするグランドピアノ。001 002 Piano 1d (dark)
やや暗めで甘い音がするグランドピアノ。002 000 Piano 2
音域A0-C8明るいピアノ。ポップスなどでバンドアンサンブルの中で利用するには都合の良いバランス。
002 001 Piano 2 st.
上記と同じ傾向の音だがステレオサンプリングされたもの。003 000 Piano 3
音域A0-C8YAMAHAのCPシリーズというエレクトリックピアノのサンプリング。CPシリーズは生ピアノと同じように弦を張り、通常のピアノアクションで打弦するので、フェンダーローズなどのエレクトリックピアノとは違う弦ならではの歪み感がある。ただ本物と違って品がないので、気を付けて使う必要がある。
003 001 Piano 3 w(wide)
上記を音域ごとに左右に振った音作り。低域は左側で、高域は右側から鳴る。004 000 Honky-tonk(2 voices)
音域A0-C8調律が狂ったピアノで、ラグタイムなどの演奏に使われた。初期は酒場にあった管理の悪いアップライトピアノが使われたので必然的にこうなったようだ。
004 001 Honky-tonk w(wide)(2 voices)
上記を音域ごとに左右に振った音作り。低域は左側で、高域は右側から鳴る。005 000 E.Piano 1
音域E1-G71940年代に可搬性を優先させ、ピアノの代わりになる楽器として発明された。音叉のようなトーンジェネレータを打つことで、音を出し、それを電気的に増幅させている。調律もそれほどシビアではなく、生ピアノに比べれば小型で軽量に作ることができた。コツコツと叩く独特の響きは現在でもよく耳にする。代表的なエレピメーカーはRhodesとWurlitzer。
EP1の音はアタック音が控えめで一番大人しい。
005 001 Detuned EP1(2 voices)
揺らぎのある音で70年代によく使われていた。005 002 E.Piano 1v(Variation)(2 voices)
アタック音と歪がある音。005 003 60's E.Piano
音質に特徴があるので、使い方は難しいかも。006 000 E.Piano 2
音域E1-G7EP1よりもアタックもあり、キラキラして明るい傾向。
006 001 Detuned EP2(2 voices)
上記に揺らぎが加わる。006 002 E.Piano 2v(Variation)(2 voices)
よりアタックが強調されてキラキラした音。006 003 EP Legend
EPの中では高域のアタック成分が一番ある派手な音。006 004 EP Phase
上記にフェイザーを加えているが、スピードは調整できないためテンポによっては使いにくいかもしれない。007 000 Harpsichord
音域F2-F6ハープシコードもしくはチェンバロとも呼ぶ。ピアノが発明される前のバロック時代によく使われてた。弦を爪でひっかけて音を出す構造のため、打鍵加減による強弱表現は基本的にできない。 1音につき2本の弦を弾いている標準的な音。
007 001 Coupl hps.(カプラー)(2 voices)
張られた全ての弦を弾くモードなので、よりゴージャスに響く。低音はオクターブ上の音が加わる。007 002 Harpsi.w(wide)
上記を音域ごとに左右に振った音作り。低域は左側で、高域は右側から鳴る。007 003 Harpsi.o(open)(2 voices)
鍵盤を離したときに鳴るノイズがはっきり聴こえる。008 000 Clav.
音域C2-C7古典楽器のクラヴィコードをエレキスタイルにした楽器でHOHNER社のD6が有名。鍵盤の下に弦が張られていて反応が速いのが特徴。パーカッシブな演奏に向いている。