TTS-1 Bass カテゴリー

無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源TTS-1の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音はなるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなくPhoenixverbを使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。


ベースは、アンサンブルの底辺を支える楽器。打ち込みでは細かなニュアンスを出すのが難しいが、ベースは全体的に埋もれがちなのでベタ打ちでも大きな問題はなく、打ち込みに向いているパートと言えるかもしれない。またベースは基本的に単音で使うので、TTS-1設定でモノフォニック&ポルタメントON設定もお勧めしたい。

033 000 Acoustic Bs.

音域 E1-G3
アコースティックベース。ウッドベース、アップライトベース、コントラバスとも呼ぶ。奏法はピッチカート。



034 000 Fingered Bs.

音域 E1-G3
エレキベースの指弾きでベーシックなスタイル。



034 001 FingerJ.Bass

上記と同じエレキベースの指弾きであるが、より太い音になっているが大きな違いはない。


035 000 Picked Bass

音域 E1-G3
エレキベースをフラットピッキングした音。アタックが強調される。



036 000 Fretless Bs.

音域 E1-G3
フレットのないエレキベースを指弾きした音。アタックの立ち上がり遅く、独特な味がある。 ジャコ・パストリアスが有名。



037 000 Slap Bass 1

音域 E1-G3
エレキベースを叩くようにして演奏するスタイル。この奏法はジャズ、フュージョン系のミュージシャンが好む。



038 000 Slap Bass 2

音域 E1-G3
スラップだが、つぶれたような音。




シンセベース

以下は電気的に音を作り出すシンセベースサウンド。TTS-1のフィルターなどを積極的に使える音色といえる。

039 000 Synth Bass 1

音域 B0-G3
ミニモーグのアナログらしい王道モノラルベースサウンド。本物のような図太さはないので、音を加工するなりして使うとよいと思う。



039 001 SynthBass 101(warm)

Roland SH-101の地味だけどしっかりした音のアナログシンセベース。TTS-1シンセベースの中で最も丸い音。



039 002 Acid Bass(resonance)

レゾナンスの効いたシンセベース。


039 003 Clavi Bass

クラビネット系のシンセベース。


039 004 Hammer

エレキベースで、ハマーオンしたときのようなアタックのある音。


040 000 Synth Bass2(2 voices)

音域 B0-G3
輪郭のはっきりしたシンセベース。


040 001 Beef FM Bs(attack)

YAMAHA DX7のゴリっとしたFM系ベースサウンド。



040 002 Rubber Bass(2 voices)

ゴムまりのようなシンセベース。


040 003 Attack Pulse

矩形波によるアタックの効いたベース。