TTS-1 Brass カテゴリー

無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源TTS-1の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音はなるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなくPhoenixverbを使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真で、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。




金管楽器カテゴリーだが、各楽器とアンサンブル、さらにシンセブラス系も入っている。

057 000 Trumpet

音域 E3-Bb5
明るいトランペット。



057 001 Dark Trumpet

落ち着いた音色のトランペット。


058 000 Trombone

音域 E2-C5
音色以上に、音と音の繋がりにトロンボーンらしさが出るので、ポルタメント等を使うとよいかも。



058 001 Trombone 2(2 voices)

音色違い。


058 002 Brite Bone

倍音が多く、金属的な歪の強い音。


059 000 Tuba

音域E1-Bb3
最も低音域を受け持つ。



060 000 Mt Trumpet

音域 E3-Bb5
ミュートトランペット。 本来は消音目的だが、音質がユニークなことから、演奏に使われるようになった。




060 001 Mt Trumpet2

ミュートトランペットの音質違い。


061 000 French Horns(2 voices)

音域Ab1-F5
音域が広いホルン。



061 001 Fr.Horn(2 voices)

甘い音がするホルン。



ブラスセクション

オーケストラでは、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバの構成。他のブラスバンドなどでは、さらに他の楽器も加わり構成される。ブラスはアタックの独特な力強さと濁りが魅力。

062 000 Brass 1

音域 C2-C7
標準的な明るいブラスセクションの音。


062 001 Brass 2(2 voices)

000よりもダークな音色。




シンセ系

以下はシンセサイザーで作られたブラスっぽい音。80年代にはよく使われていた。 シンセブラスはアタックに力強さが出せ、サスティーン部分では本物ほど濁らないので、使いやすいサウンドといえる。

063 000 SynthBrass 1(2 voices)

音域 C2-C7
標準的なシンセブラスサウンド。


063 001 SynthBrass 3(2 voices)

音域ごとに左右に振られている。


063 002 Oct.SynBrass

奇数倍音が若干下がった音色。


063 003 Jump Brass

名称からして明らかにバンヘイレンの1984年の曲「Jump」をイメージした音色。Oberheim OB-Xaをフルテンにしたサウンド。

Oberheim OB-Xa 1981年 アナログポリフォニックシンセ。


064 000 Synth Brass 2(2 voices)

音域 C2-C7
アタックが柔らかく、倍音も少な目。控えめなシンセブラス。


064 001 Synth Brass 4

SynthBrass 1に近い音で少しダーク。コツコツというアタックが聞こえる。


064 002 Velo Brass

最も大人しいシンセブラス。