TTS-1 Orchestra カテゴリー
無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源TTS-1の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音は、なるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなくPhoenixverbを使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。
オーケストラに不可欠な弦楽器とティンパニーがあるカテゴリ。
バイオリン。ソロ向けの音になっている。いろいろな表情を出すのはたぶん厳しい。
ビオラ。ビオラはソロ楽器としてはあまり使われないので地味な存在。
チェロ。TTSの音は重厚さがないけど、使い方によっては、十分チェロに聞こえる。
コントラバス。意外と使える!と思った。ベロシティがある値以上になるとバチッというアタックノイズが入る。
小刻みに弾くトレモロなので、ソロではなくアンサンブルとしての音になっている。ただし低い音はサンプリングの関係上トレモロまで遅くなっているので使えない。チェロの音域が限界かも。
ホラー系メロを、より不気味にするために使ってみた。
ピッチカート。これもアンサンブルの音だが、無理やりバイオリンのフレーズをやってみた。ベロシティを低めにすると、それっぽくなる。
ハープ。 オーケストラで使われているのはダブル・アクション・ペダル・ハープ。ハープをハープらしく聞かせるには、演奏方法と構造を知る必要がある。
弦はダイアトニックスケールで張れており、ピアノで言うと白鍵が並んでいる状態なので、流れるようなグリッサンドで演奏すると、オーケストラで使われるハープらしい音が得られる。
ポイントは7つのペダルがあり、これによって、C、D、E、F、G、A、Bの7音が±半音上下できる。オクターブ違いの音も一度に変更される。このペダルワークを駆使することで、様々なスケールやコードをグリッサンドできるようになる。
なぜかオーケストラカテゴリに入っている中国の揚琴(ヤンチン)。細いしなる棒で弦を叩いて音を出す楽器。
一つのティンパニーで5度程度、調整範囲がある。本来の音域からはみ出ると、ティンパニーらしさが失われる。
オーケストラに不可欠な弦楽器とティンパニーがあるカテゴリ。
041 000 Violin
音域 G3-C7バイオリン。ソロ向けの音になっている。いろいろな表情を出すのはたぶん厳しい。
041 001 Slow Violin
アタックの遅いバイオリン。042 000 Viola
音域 C3-C6ビオラ。ビオラはソロ楽器としてはあまり使われないので地味な存在。
043 000 Cello
音域 C2-C5チェロ。TTSの音は重厚さがないけど、使い方によっては、十分チェロに聞こえる。
044 000 Contrabass
音域 E1-G3コントラバス。意外と使える!と思った。ベロシティがある値以上になるとバチッというアタックノイズが入る。
045 000 Tremolo Str
音域 E1-C7小刻みに弾くトレモロなので、ソロではなくアンサンブルとしての音になっている。ただし低い音はサンプリングの関係上トレモロまで遅くなっているので使えない。チェロの音域が限界かも。
ホラー系メロを、より不気味にするために使ってみた。
046 000 Pizzicato Str
音域 E1-C7ピッチカート。これもアンサンブルの音だが、無理やりバイオリンのフレーズをやってみた。ベロシティを低めにすると、それっぽくなる。
047 000 Harp
音域C1-G7ハープ。 オーケストラで使われているのはダブル・アクション・ペダル・ハープ。ハープをハープらしく聞かせるには、演奏方法と構造を知る必要がある。
弦はダイアトニックスケールで張れており、ピアノで言うと白鍵が並んでいる状態なので、流れるようなグリッサンドで演奏すると、オーケストラで使われるハープらしい音が得られる。
ポイントは7つのペダルがあり、これによって、C、D、E、F、G、A、Bの7音が±半音上下できる。オクターブ違いの音も一度に変更される。このペダルワークを駆使することで、様々なスケールやコードをグリッサンドできるようになる。
047 001 Yangqin
音域E2~E6なぜかオーケストラカテゴリに入っている中国の揚琴(ヤンチン)。細いしなる棒で弦を叩いて音を出す楽器。
048 000 Timpani
音域D2~C4一つのティンパニーで5度程度、調整範囲がある。本来の音域からはみ出ると、ティンパニーらしさが失われる。