TTS-1 Percussive カテゴリー
無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源TTS-1の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音はなるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなくPhoenixverbを使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。
パーカッションカテゴリーのほとんどの楽器は音程が希薄。また広い音域を持つものは無いので、本来の音がどれぐらいの位置にあるかを把握しておいた方が無難。Tinkle BellとSteel Drumsは明確な音程がある。
ティンカーベル、もしくはハンドベルは音程がある楽器。ひとつのベルは1音程なので、メロディを演奏するには数本が必要。数人でベルを持ち替えながら演奏する。
本来は音程感が希薄で大小の2個組、もしくは3個組となっている。サンプリングされたこの音は、中低域においては音程感があるので、メロディを演奏させることも可能。実際にはあり得ないので、メカニカルな演奏にしてみた。
スティールドラム、スティールパンと呼ばれる。カリブ海の国で1940年ぐらいに生まれた楽器。音程がある楽器で、サンプリングした音は鍵盤で扱いやすい。
E5 ドラムセットの高いWood Block
F#4 ドラムセットの低いWood Block
実際のバスドラムのサイズは24、28、32、36インチなどがある。大きいほど低くなり、リリースが雷のように響くようになる。
以下は聞いてみた感じだが鍵盤に対応させてみた。
24 C5
28 C4
32 C3(ドラムセットOrchestraSet Concert BD 1と同じ)
36 C2
サンプルは24、28、32、36を2回ずつ叩いている。
サンプルはA2、A3、A4、A5を順次白玉で鳴らしたものだが、高低だけでなく音の長さも違っている。
パーカッションカテゴリーのほとんどの楽器は音程が希薄。また広い音域を持つものは無いので、本来の音がどれぐらいの位置にあるかを把握しておいた方が無難。Tinkle BellとSteel Drumsは明確な音程がある。
113 000 Tinkle Bell
音域 C4-C6ティンカーベル、もしくはハンドベルは音程がある楽器。ひとつのベルは1音程なので、メロディを演奏するには数本が必要。数人でベルを持ち替えながら演奏する。
114 000 Agogo Bells
音域 C4-C5本来は音程感が希薄で大小の2個組、もしくは3個組となっている。サンプリングされたこの音は、中低域においては音程感があるので、メロディを演奏させることも可能。実際にはあり得ないので、メカニカルな演奏にしてみた。
115 000 Steel Drums
音域 E3-E5スティールドラム、スティールパンと呼ばれる。カリブ海の国で1940年ぐらいに生まれた楽器。音程がある楽器で、サンプリングした音は鍵盤で扱いやすい。
116 000 Wood Block
ドラムセットにもある楽器だが高低の2種しか扱えない。こちらは広く高低可能だが、使いどころが難しい。E5 ドラムセットの高いWood Block
F#4 ドラムセットの低いWood Block
116 001 Castanet
これもドラムセットにあるが、こちらは高低が選べる。微妙なニュアンスを作るときに使えそう。117 000 Taiko Drum
和太鼓。らしさを表現するには高低をうまく使う必要がありそう。117 001 Concert BD
オーケストラ用のバスドラム。グランカッサ。ドラムセット()にもあるが、こちらは高低が選べる。実際のバスドラムのサイズは24、28、32、36インチなどがある。大きいほど低くなり、リリースが雷のように響くようになる。
以下は聞いてみた感じだが鍵盤に対応させてみた。
24 C5
28 C4
32 C3(ドラムセットOrchestraSet Concert BD 1と同じ)
36 C2
サンプルは24、28、32、36を2回ずつ叩いている。
118 000 Melodic Tom 1
明確な音程はないが、広めの高低差を利用して流れるようなフレーズが作れる。118 001 Melo Tom 2
音色バリエーション。119 000 Synthesizer Drum
80年代によく使われた音。エレクトリックドラムとしてはシモンズが有名。119 001 808 Tom
1980年に発売されたRoland TR-808に使われていたタム。119 002 Elec Perc
スネアに近い音色なので、スネアのピッチ違いとして利用してもよさそう。120 000 Reverse Cymbal
シンバルの音を逆再生し、徐々に音量が上がるというもの。使い勝手の良い電子音として代表的なもののひとつ。サンプルはA2、A3、A4、A5を順次白玉で鳴らしたものだが、高低だけでなく音の長さも違っている。