TTS-1 Synth Pad カテゴリー

無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源TTS-1の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音は、なるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなくPhoenixverbを使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。



パッドとは、詰め物という意味で、アンサンブルの隙間を埋めるようなサウンドの総称。シンセサイザーを使わない人には馴染みのない名称かもしれない。ここの音色はすべてシンセらしいもので、TTSにとって無理のない使い勝手のよいカテゴリーといえる。

089 000 Fantasia(2 voices)

音域 C2-C7
Roland D-50のキラキラサウンドで、電車の発車メロディなどで使われている意味で有名な音色。

Roland D-50 1987年にLA音源搭載したフルデジタルシンセ。



090 000 Warm Pad

音域 C2-C7
存在感が消えるほどの空気のような暖かい音のパッド。ゆっくりした立ち上がりと、ゆっくりしたリリース。



090 001 Sine Pad

良く響く場所で吹いたパンパイプのような音。



091 000 Polysynth(2 voices)

音域 C2-C7
強烈にスウィープしたシンセブラス風のパッド。



092 000 SpaceVoice

音域 C2-C7
SFもしくはホラー系に似合いそうなコーラス・パッド。



092 001 Itopia

天国系コーラスサウンド。



093 000 BowedGlass(2 voices)

音域 C2-C7
素直なグラスハープ風で可愛らしい音。



094 000 Metal Pad(2 voices)

音域 C2-C7
金属的なアタックと組み合わせた、ややスウィープしたパッド。低い音はチェロのような響きもある。



095 000 Halo Pad(2 voices)

音域 C2-C7
シンセブラス系パッドとコーラスの融合。これもスウィープしている。



096 000 Sweep Pad

音域 C2-C7
アタックの緩やかなスウィープパッド。強烈なフランジャーがかかったような音。