VSTi rgc:audio sfz(SoundFont Player)

SoundFontをサンプラーのTX16Wxでいじっていて、再生だけのプレーヤーも欲しくなり漁っていたら、意外と存在しないことに気づく。GM音源のsf2を扱えるようなプレーヤーがない、ない、ない。あっても大抵古くて不安定だったり、音がおかしくなったり、マルチティンバーでなかったり。結局Cakewalkと一番親和性の高いsfzに落ち着く。このsfzはCakewalk公式からダウンロードできなくなっていたし、VST2で32bitの仕様なので現在のCakewalkでは動かないものと思っていた。そしたら一番安定して動くSoundFontプレーヤーだったというオチ。これの上位版のsfz+というものもあるのだが、エディット機能があるだけで、そういうことはTX16Wxを使うので、より簡便なsfzがよい。なんか15年ぐらい遅れているような気がする・・・ インプレッション ちゃんとオートメーションできる 実際使うとなるとオートメーションは重要。よく使うExpression、Bend、Panなどは問題なくできた。あと使わないけどReverbとChorusも調整可能。なんなら ADSRとかCutoffもできそうなので、シンセ的な音を扱いたいときには便利かもしれない。 使い勝手が良い 右クリックで次、左クリックで前とか、一覧が出たりとか、ドラッグ&ドロップとか、簡素なインターフェイスに似合わず、ストレスなく作業ができる。 比較的安定 他のSoundFontプレーヤーと比較すると、最も安定して再生できた。それでもたまに音が出なかったりするときもあるけど、大抵はプラグイン再起動ぐらいで正常に戻る。とりあえず10MB以内の小ぶりのSoundFontを扱っている分にはストレスフリー。 ダウンロードとインストール 入手先は検索するといくつか、ダウンロードできるサイトが見つかると思う。 中身はVST2のdllなので、Cakewalkの場合は、Cakewalkフォルダ内のVstPluginsフォルダの中にdllを入れるだけで完了。 使い方 インストゥルメントVSTとしてDAWに読み込んで、FILEから使いたいSoundFontを選択して読み込む。Channel、Bank、Programでパッチを選択して使用する。マルチティンバーなの...