Reaper TTS-1をレイヤーして使う

20年前の2003年製GM音源TTS-1をまだまだ使う。u-heのシンセをちゃんと使っていこうと思いつつ、手軽なTTS-1で作業を始めてしまうという流れは今も続く。

たまにTTS-1をレイヤーして使いたいときがある。 Cakewalkではこれを実現するのが結構厄介だった。 Reaperではいくつかの方法があるが、とりあえず、今のところ下の方法がよいかなと思っている。

MIDI ruding matrixというJSFXをReaPackから導入。 TTS-1のマルチティンバーを利用して、2ch同時に演奏させるというもの。 下絵では入力が1chに入ると、それが分岐して1chと2chに出力されるという内容になっている。

下が鳴らしたときのTTSの画面。ちゃんと2chが同時に鳴っている。

使い方としては、ピアノとストリングスのような違った音色を同時に鳴らしたり、同じベースの音を少しセッティングを変えて、音に厚みを付けたりするなど、いろんな使い方ができる。TTS-1の音は全体的に薄い感じの音なので、レイヤーすることで存在感を増すことが出来たりする。

ストリングスとチェレスタのレイヤー


スラップベースに厚みを持たすためにシンセベースをレイヤー