2011/06/07

サドル交換

オクターブチューニングの精度を上げるためにサドル交換を行う。以前サウンドハウスで買ったTUSQのサドルを使う。

サウンドハウス
サドル Graph Tech社 TUSQ(タスク) 101.6 x 3.17 x 12.70 mm 630円
http://www.graphtech.com/

通常サドルは1~6弦まで1枚のサドルで作られているのに対して、Takamineは、サドルが1~2弦と、3~6弦用に分かれている。チューニングの精度を上げるための構造だと思うが、個人的には普通のサドルの方がいいなぁ。どうしてもこのポジションの中でオクターブチューニングすると、1、2弦は弦高が3mm(12フレット)ぐらいになってしまう。個人的には2mm以下にしたいのに、このサドルではオフセットしないと無理。今回は微妙にオフセットしてみた。
今回はお試しに1~2弦のサドルのみ交換してみた。
サドルは以前に1回交換したことがあって、サドルの微調整のたびに、すべての弦を緩めてサドルを取り外し、調整の時にはチューニングをやり直してと、やたら手間がかかった。今回はサドルを6等分にして、各弦独立してサドルの調整が出来るようにしてみた。こうすれば、調整中の弦だけを緩めたりチューニングしたりすれば済むので作業効率がよくなる。

下は調整後のサドル。プラ用やすりで適当に削って仕上げてみたが、工作精度がイマイチになってしまった。
溝幅は2.5mmだったが、サドルの厚みは3.17mm。この厚さをそのまま利用して0.67mmネック側へオフセットさせることにした。溝に入る部分を2.5mm厚にして上は3.17mmのままで使った。オクターブチューニングに影響が出るほどのオフセットではなく、やっぱり弦高は3mm程度になった。
オクターブチューニングは狙い通り0~12の各フレットでプラスマイナス3cent以内に落ち着いた。でも半年以上使っている古い弦なのであやしい。新品で再度オクターブチューニングする必要がある。若干弦高を低く設定できる可能性がある。弦は古くなると、オクターブチューニングでは低めに出る傾向があるようだ。オクターブチューニングで1cent以内の調整は難しそうだな。このレベルの調整になるとギターそのものや、ネック、フレットとかの精度がシビアに要求されてくると思う。実用上は5cent以内になっていれば上出来だと思う。

やっぱりギターのサドルはアジャスタブルであるべきだと思う。昔アコースティックギターでもアジャスタブルサドルのモデルも市販されていたようだが、現在はほとんどなさそうだ。ネットで調べると個人的に改造している人を見かけるぐらい。やはり重くなることで音に影響が出るのだろう。軽くてシンプルなアジャスタブルサドルが望まれるなぁ。作ってみるか? 
音について
牛骨からTUSQになったわけだが、多少高域のキラキラが出るようになった気がする。劣化しておとなしくなった弦が少しよみがえったような印象。
そもそもTUSQって素材は何? 通常のABSやPSなどの合成樹脂にくらべ硬度はありそうだが、素材が不明というのはちょっと面白くない。メーカーは人工象牙という言い方をしているが成分は何だろう? 特許関係で調べてみたら、各社似たような素材は作っているのね。多くは熱硬化性樹脂と鉱物等の粉黛との複合素材という感じ。
個人的にはより硬度があって軽い素材がよいと思う。理想は剛性高めのCFRPかな。いつか実験してみるか。アジャスタブルサドルの改造に比べてリスクがないので手軽だし。

3~6弦側も交換 2011/07/03
残りの3~6弦側も各弦独立でTUSQに交換。オクターブチューニングもきっちり合わせた。弦高は12フレットで各弦ともに3mm以上と高めになってしまったが、このまま弾こうと思う。TUSQにすると音はやや明るめになるようだ。またサドルからブリッジピンまで溝を作って、なるべくサドルに圧がかかるようにした。