2018/05/19

cakewalk by Bandlab TTS-1音源を使ってみる

cakewalkにはソフト音源があらかじめいくつかインストールされている。 その中でマルチティンバー音源であるTTS-1を使ってみようといじったら、意外と手こずったのでメモしておく。 下絵がTTS-1音源のインターフェイス。ドラムの設定画面を出したところ。

マルチティンバー音源とは、複数の音色を同時に扱える便利な音源のこと。CPUの非力なマシンでソフト音源を使う場合、この音源1つあればバンドサウンドを実現できるので、とてもエコノミーといえる。ただ各音色のクオリティは、専用音源に比べれば低いので、もっぱらスケッチ用途。 またアンサンブル重視で作られているので、適当に組み合わせても結構聴ける音になってしまう。個人的には、この手軽さが一番うれしい。

TTS-1は16チャンネル持っていて、同時に16パート鳴らすことができる。またGM2規格準拠で256音色+9ドラムセットとなっている。


TTS-1のセッティング方法

まず空の新規プロジェクトを作成。


次に新しいトラックを作成するのだが、下記のようにInstrumentsからTTS-1をダブルクリックする。


するとウィンドウが開くので、下記のようにチェックを入れてOKする。


すると以下のように2つのトラックが作成される。1がないと音が出ないようだ。2は普通のMIDIチャンネルで、音源TTS-1のPianoを選定したところ。このトラックのパラメータでMIDIの入出力などを設定すれば、打ち込みができるようになる。

トラックの数字横アイコンをクリックすると、下のようにTTS-1のウィンドウが開く。ここで16チャンネル分の各種設定ができる。

上の四角いEDITボタンを押して、音色の決定を行う。音色ごとの細かなパラメータもいじれる。
その下のノブはエフェクト、コーラス、リバーブのかかり具合を調整。
PANノブは左右の定位を決定。
フェーダーは音量設定。
一番下の音符ボタンを押すと、サンプル音が流れる。
音色はフェーダー横の名前をクリックしても選択できる。
右側のPANICボタンは重要で、音が鳴りっぱなしになったら、これを押すことで止められるというもの。 TTS-1を電子ピアノに接続して鳴らすと、よく鳴りっぱなしになる・・・使えんじゃん・・・
GM2ボタンはリセットかな? 10チャンネル以外はみんなPiano1になってしまう。
EFFECTは、コーラスとリバーブの設定ができる。
SYSTEMは全体のチューニング、ポリ数の設定など。
その下のフェーダーは全体の音量設定。
HELPボタンは、クリックしてもヘルプは表示されない。

下がピアノのエディット画面。


下がドラムのエディット画面。


シンセラックにはTTS-1があるはず。ここにはスタンバイしているソフトシンセが並ぶ。TTS-1はマルチティンバーなので、普通は1個ここにあれば十分のはず。2個も3個もできていたら、ひじょうに無駄なことをしていると思った方がいい。


マルチティンバー音源は、一つの音源で複数の音色を鳴らすことができるので、音色ごとにトラックを作成する必要がある。下はMIDIトラックの挿入で、トラック3を作成したところ。同じように必要数トラックを作成していく。


後は、各トラックにキーボードなどから打ち込みすればいい。 ということでちょっと試したら、ドラムの音は厳しいかも・・・またCakewalkにはSI-Drum Kitがあるので、こっちを使った方がよさそう。 他音色は様子を見るだけなら十分使えると思うが、個人的には、あまり出番はないかもしれない。