ブロアー BERGEON
BERGEON No.30540 Bakelite blower スイス製 3,465円(tokyu hands) 大阪出張の際に、以前から欲しかったブロアー(チリフキ)を見つけたので購入。ブロアーは埃を吹き飛ばすもの。カメラや時計などの精密機器をいじる人は必ず持っているものだ。最近は使い捨てのスプレー缶式のものがあって、OA用として売っていたりするが、あちゃぴーとしては手動式のこういうものの方が好きだ。このブロアーは実は数年前から探していた。欲しいときに探してもなかなか見つからず、目的もなくふらついていると、あったりする。心斎橋のハンズで買ったのだが、最近はハンズも良いものを揃えるようになった気がする。定番的なものは以前からあったが、ちょっとマニアックになるとお手上げだったのに・・・ 上の写真がそのブロアー。帰りの新幹線内で撮影。このブロアーの特徴はシリンダーを利用して空気を出すというもの。普通のブロアーは風船をしぼめて空気を出すような構造で、素材はやわらかいゴム系がほとんど。いろいろなブロアーと20年ほど付き合っているが、劣化というか破損により大破し、消耗品として割り切っていた。できれば消耗しにくいものがよいと思い、このブロアーを探していたわけだ。 今使っているブロアー3つ。左からハクバのもの2タイプと、今回買ったBERGEON。 写真は、ぱっくりと割れて破損したハクバのブロアー。これは比較的新しいモデルで、使い勝手はよいのだが、耐久性がイマイチだった。小さい方のブロアーは使用頻度が少ないこともあってまだ現役。 上のhamaは、固すぎて使い勝手があまりよろしくない。固いことによって手は疲れるし、吹きたいポイントが定まりにくいという欠点がある。 今回のBERGEONは、構造的にも丈夫そうで壊れる要素はひじょうに少ないと思われる。まぁ数年使ってみなけりゃ分からないが・・・ 左写真のように分解も容易なので、壊れても修理が可能そうだ。生産性を追求した一体モノは、修理が困難という欠点があるにもかかわらず、安価に製造できることから多くのプロダクトがこちらの方向に進んでいる。そんな中、生産効率は悪く、若干高くつくが、修理可能なこういうプロダクトを頑固に作りつづけている姿勢には感心する。実際に