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ThinkPad T42 キーボード交換

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3年も使い込むとキーボードは限界に来るようだ。打つだびにキシキシと妙な音が出てきた。それにひとつだけだが、キーの下のパンタグラフが折れてしまった。こうなると交換したほうがよい。 ThinkPadを開発していたIBMは、今はLenovoとなってしまったが、サポートはそのまま継続され、きめ細かなサポートは健在のようだ。細かい単位でパーツを取り寄せることができて、ユーザ自らパーツ交換を行う。修理と違って安価になるので助かる。壊れていなくてもスペアを注文できるよさもある。 3年酷使したキーは、テカテカになってしまった。 早速キーボードを取り寄せることにした。取り寄せの流れは以下のとおり。 1) ネットで、Lenovoサイトから保守マニュアル(PDF)を入手。ほしい部品のパーツNOを調べる。 日本語キーボード 14.0型モデル用キーボード P/N(NMB製) 08K5045 2) パーツセンターへ電話(03-5445-0365)して、パーツNOを伝える。 同じものはないようなので、互換性のあるキーボード(NMB製)になる。 実はThinkPadの機種名さえ伝えれば、最適なパーツを調べてくれるようだ。 在庫確認および価格の確認  今回は本体 5910円+送料1000円+消費税で7255円。 3) パーツセンターからオーダー用紙のFAXが届く。 4) オーダー用紙にしたがって、手続きを行う。 振込み 三菱UFJ信託銀行 本店営業部 宛に7255円を振り込む オーダー用紙に住所を記入 オーダー用紙および振込み明細をFAX 5) 数日後に郵送されてくる。 郵送されてきたキーボード。 絵による取付説明書は、世界共通のもの。LEGOみたいだ。 取付用のネジも同梱されていた。あとトラックポイントも。 取り寄せたキーボードは、まったく同じものではなく、いろいろ違いがある。見た目で大きく違う部分は電源ボタン周りのパネルが光沢から不透明シボ付になったところ。あとはクリック感が大きく違う。ふにゃふにゃと、さらに感触の悪いキーになっていた。(ノートパソコンでしっかりしたキーボードなど望むことはできないということか。) キーボード交換のついでに内部のクリーニングも行う。交換は簡単だ。これがThink

キッチンタイマー TANITA TD-379

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最近購入したものとしては、このデジタルタイマーがあるのでレビューしてみる。標準価格1,575円(税込)だけど、実売価格はAmazonで770円という安さ。 特長はシンプルなデザインと、テンキー入力にある。よく「分」と「秒」を別々に1つのボタンで何度も押して設定するものがあるけど、あれは個人的にイライラする。その点、テンキー入力はかなりダイレクトに入力ができる。例えば5分30秒に設定したいときは、「530」と入力して「start」を押すという手順。設定時間によっては、キーを押す数は多くなる場合もあるけど、常に秒数を意識することは細かい時間管理の場合有効。ただ、テンキーの並びは4列なので中途半端な気がする。使っていると意外と気にならないけど。 液晶の表示はつきっぱなし。電池を抜かない限り表示は消えない。最近のこの手の機器は省電力化が進んでいるので、平気で1、2年は持つようだ。(実際2年間使えた。電池がなくなると表示がすごく薄くなってくる。) オンオフがない分、さっと使えるよさはある。液晶表示は大きくて、ちょっと離れたところからでも確認可能。ただし、コントラストはフツー。斜めから見ると、若干確認しにくいかも。 マグネット付。後から取って付けたようなマグネットがついているが、冷蔵庫にはちゃんとくっつきます。マグネットが弱いという話もあったので、どうかな?と思っていたけど、改善されたのか問題はないです。(これをクリップ代わりに使うのは問題外) シンプルさ、テンキーの大きさとバランス、細部にわたるデザイン処理はなかなかいいです。本体の角のまるみや、持ったときのバランス&感触もよく考えられていると思います。 ネックストラップのようなひもが付属している。首からぶら下げて使わないので、今は取ってしまっている。でもストラップ用の穴がちょっと頼りなさそう。 電池はLR44を1個使用。フタはコインで開けます。 分解してしまった。ボタンはプラスチック成型で、それなりに、しっかりとしたクリック感があります。キートップはゴムよりもプラの方が耐久性、汚れ、感触の面でよいです。メンテナンス面でも、さっと汚れを拭き取れるメリットは計り知れないです。クリック感がゴムっぽいので分解してみたら、写真のようにゴムとプラを組合せていまし

ペンケース sun-star アーム筆入

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子供用にアーム筆入を購入。まだ使用していないが、とりあえずレビュー。 ペンケースには、大きく分けてソフトタイプとハードタイプがある。ソフトタイプは革製をはじめ数多くあるが、鉛筆を使うことを前提にすると、子供が使うにはいろいろ問題がある。ハードタイプはカンペンケースが主流。プラ製は品質の悪いものが多い。また子供向けのマグネットを使用した筆入れもあるが、仕掛けが多く耐久性に難がありそうだ。鉛筆をしっかり保護してくれて、そこそこの耐久性があるという条件で探してみたが、候補はあまりなく結局昔からあるアーム筆入れとなった。 アーム筆入れ 「象が踏んでも壊れない」 と、発売当初の怪しい文句だが、現在では「象のマークは強さのしるし」と曖昧な表現になっている。確かに材質がポリカーボネイトなのでプラの中では丈夫な方。実はそれよりも複雑で壊れやすいヒンジなどがないところが耐久性をつながっているように思う。精度はそこそこで必要充分と思える。製造元であるsun-starのホームページをみると、アーム筆入れが発売されたのは1965年で、その後モデルチェンジをしながら40年以上も売られ続けている。当然それなりの改善もされているようで、随所に工夫が見受けられる。以前はいくつかサイズのバリエーションがあったようだが、現在は1種類しか存在していない。サイズ的には大きいという印象があるが、子供用の筆入れはどれも同じような大きさのようだ。鉛筆がしっかり入った上で、消しゴムやら定規やらカッターなどいろいろ入れるにはこれぐらいの大きさになるのだろう。個人的には大人用のスリムなタイプも作ってもらいたい。色のバリエーションは透明色の青と赤のみ。色は安易で、決して今の時代に合っているとは思えない。 鉛筆のホールド感はまずまず。三菱uniは良好。細身のSTAEDTLERは緩め。様々な鉛筆の太さには対応しきれていない。また鉛筆の硬さ表記は隠れないようになっている。この筆入れは日本PTA全国協議会推薦商品らしい。中プレート(鉛筆をセットする皿)は穴が多く、強度に不安がある。手で力を入れただけでバキッと折れてしまうだろう。 フタ両サイドに「PUSH」とあり、ここを押すとテコの原理でフタを取ることができる。フタ&本体には爪があるのだがスーと閉まるだけでカチッとロックし

ランチプレート / ミニプレート Corelle

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家で使っている食器の多くは業務用を使っている。その理由は、丈夫で、手入れも簡単、数年後の追加も容易、そしてシンプルであるから。どれも10年ぐらい使っているが、まだ一枚も割れたりはしていない。特にグラスのDURALEXは何度もテーブルの上から落ちているのだが割れたことがない。このランチプレートのコレールも業務用プレートであり、学食やお子様ランチでおなじみのかたち。実用性からすると、この仕切りは邪魔であったりするのだが、コレールの特徴がよく出ているし、何よりもチープで、かわいいのが気に入っている。 コレールとは商標であり、米コーニング社の積層強化ガラスのことを言う。日本では岩城ハウスウエアから販売されている。素材の特徴としては耐熱性があり、強度もあり、薄く作れるところ。磁器で、ここまで薄く作ると強度が不足するが、コレールはプラスチックのように薄い。薄さのメリットはお皿を重ねると明らかであり、下の写真のようにぴたりと重なる。特にこのランチプレートのような形は、その恩恵が大きい。また表面がガラスなので、つるっとしていて油汚れが落ちやすいという利点もある。プラスチック製ランチプレートもよく売られているが、環境ホルモン、耐熱性、表面硬度、素材の劣化など問題だらけ。また陶器製ランチプレートは分厚く重たく、いただけない。ランチプレートはコレールがベターに思う。 食器類は、工芸的、伝統的なものも多く流通しているが、個人的には、ありがたみを感じない。手入れが大変で、おろそかにしていると変色していったり劣化していく。ある場合は味わいが増すという評価になり、ある場合は使い方が悪いということになる。私としては単にモノの品質が悪いと思う。伝統やあいまいな芸術性に重きを置くのはほどほどにしたいところだ。コレールはとても工業的であり、職人とか味とかいう世界とは無縁、15分でどろどろのガラスから仕上げまでが一気に行われてしまう。そのスピードゆえに全世界のコレールはアメリカの工場だけで、すべて生産できてしまう。こういう近代的なものは温かみが薄れるという印象もあるが、素直に実用性を評価したい。 コレールをデパート等でよく見かけるが、どういうわけか柄付ばかり。個人的には柄は邪魔でしかなく絶対に買わない。コレールは無地もラインナップされているのだが、店頭で売っていたのはハ