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Bloggerの画像保存場所

flickr から Google Picasa へ移行 Bloggerをはじめたときは、Flickrという画像を保存するサービスを使っていたが制限があった。1日にアップできる容量が決められていたり、Flickr内では200枚しか見れなかったり、保存した画像は2次加工されてしまったり、すべてjpgに変換されPNGは扱えなかったりと、使いやすいとはいえなかった。 一方Bloggerで普通に画像を保存する場合はPicasaが使われていたが、1GBという容量制限があった。 2011年夏にPicasaの容量制限が小さな解像度では無制限となったので、全面的にPicasaへ移行することにした。 1GBの制限はそのままであるが、Google+ユーザーであれば 2048×2048 ピクセル以内の画像や 15 分以内の動画は、無料の保存容量にカウントされない。Google+ユーザーでない場合、画像サイズは800×800ピクセル以下のようだ。これらのサイズ以上の画像をPicasaにアップロードしようとすると、Googleは自動的にリサイズするとある。 またPNGやGIFもそのまま利用できる。通常設定であれば2次加工もされないようなので、使い勝手がよい。 個人的にはBlogで扱う画像なので、サイズ的には大きな問題はなくPicasaで十分。 Picasaのアルバム当たりの写真枚数は2000枚になったようだ。 picasaは2016年4月いっぱいで終了 150501 使いやすかったPicasaが終了してしまった。 Picasaにアップした画像は、自動的にGoogle Photoへ移行されるようだ。 今後はGoogle Photoを使ってねということらしいが、いろいろ使い勝手が悪い・・・ Bloggerに貼られたPicasaの画像は5月を過ぎても消えることはないようだが、 新規の画像保存場所はPicasaにすることはできない。 今後の画像の保存先は、素直にBloggerで保存される場所に保存することにした。

ギターのウルフトーン(共振周波数)調整

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ギターを弾いていると、特定の音だけが妙に大きくボンと鳴ることがある。どうもギター本体の固有振動というか共振周波数と一致したときに鳴るようだ。所有しているタカミネのドレッドノートではG2(ギターで一番低いG)の音が大きくなる。下は6弦1フレットFから5フレットAまでを録音したもの。G2は他の音に比べて、音が大きいだけでなく、サスティーンがやたら短く、アルペジオなどを弾くと違和感を感じてしまう。クラシックの世界ではウルフトーンとか言うらしい。 ウルフトーン 101Hz ウルフトーンの周波数を確かめる方法 弦が鳴らないようにしてから、ブリッジあたりを手でポンと叩いてやると、ギター本体がボンと鳴る。これを録音して周波数を分析すると、はっきりする。下のように101Hzが特に大きく、その2倍音202Hzあたりも、それなりに出ている。 ウルフトーン 101Hz 周波数スペクトラム 改善 本体のウルフトーンを取り除くことは不可能と思われるため、サウンドホールの開口率を下げることで、共振する周波数を下げようと思う。原理はバスレフスピーカーの設計と同じで、ヘルムホルツの共鳴原理から導き出せそうだ。スピーカーの設計公式を試してみたが、ギターとは大分違うようで思ったような数値が出ない。理論的な方法はとりあえず放置して、実際にテストしながらベストな開口率を探すことにする。基本的にはサウンドホールを小さくすると周波数は下がるはずである。現在周波数は101Hzなので、G2の97.99Hzに近く、この音がボンボン鳴ってしまう。そこで共振する周波数をG2とF#2の間まで下げることで、使う音にはあまり影響を与えないようにしようと思う。 ダンボールを使って部分的にサウンドホールをふさいでみた 下図はサウンドホールで、斜線部がダンボールでふさぐ部分。サウンドホールの開口率を下げると周波数も下がりはじめた。開口率を86%ぐらいにすることで、周波数が95Hzとなり、ちょうどG2とF#2の中間G2-50centとなった。 ウルフトーン 95Hz 周波数スペクトラム 他の音とのつながりを評価 6弦1フレットFから5フレットAまでを録音してみる。それなりに改善された。G2とF#2の中間がウルフトーンになっているので、影響はG2とF#2

数式処理ソフト Maxima

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数式処理ソフトとは簡単に言ってしまえばプログラム・グラフ関数電卓のようなもの。単なる数値計算だけでなく、文字式も扱えて、式の変形、展開など、手で行うような計算が出来てしまう。またグラフ出力、統計処理も可能なので守備範囲はすごく広い。この手のソフトで有名なのはMathematica。でも有料かつ高価。それに対してMaximaは無料で利用できる。日本語表示もできるようになって使いやすくなった。 230603 maxima-5.47.0 http://maxima.sourceforge.net/ ダウンロードサイズ:  164.6 MB WindowsではUsersフォルダにアクセスするため、ユーザー名にハイフンとかスペースが入っていると、エラーが起きてしまう。問題ないユーザー名に変更した方が何かと無難。 110718 何に使うのか? 数式を扱うシーンなら、どこでも使えるが、個人的にはグラフで確認したいとき、複雑な展開をするとき、きれいな数式を画像として欲しいときに使っている。簡単な数値計算はハードの関数電卓を使った方が早い。 簡単な入力例 まず四則演算の例。1+2と直接文字を打って、shift + Enterすることで計算結果が表示される。同じ要領で簡単な演算ならできる。割り算に関しては普通に打つと分数になってしまうので、小数で表示させたいときはfloatをつける必要がある。 基本的な使い方はWikibooksあたりを参考にするといいかも。 http://ja.wikibooks.org/wiki/Maxima LISP言語 中身は古いプログラム言語のひとつLISPで作られている。LISPは数値計算と相性がよいようだ。AudacityのNyqusitでLISPを少しやったことがあるが、どうも馴染めない・・・ちょっとMaximaでもやってみたが、あれれ、コメントアウトは;ではなく、/*・・・ */を使うのか。LISPぽくないなぁ。こういう部分はCライクな感じ。 グラフのグリッド 標準の状態でプロットするとグリッド等が10進単位になってしまって、sin,cos波形では見にくくて使えない。 plot2d([cos(x), sin(x), tan(x), cot(x)], [

消しゴム

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消しゴムは、あまり使わないので、同じものを25年以上使っていたりする。消しゴムって、なくさなければ何十年も使えてしまうものなのね。80年代後半のそれなりのブランドの消しゴムなら、どれも高品質で問題ないのだが、比べると優劣が出てくるようだ。写真はPlusのAIR-IN、サクラクレパスのFOAM(ラビット)、そして25年以上使っているカステル。結論としてはFOAMの性能がよい。AIR-INもよいけれど、FOAMは消しゴムのカスが散らかりにくく、カスがまとまってくれる。また消しゴム本体も汚れにくい。素材がやわらかめで、濃い鉛筆で書かれた状態でも、キレイに消すことができるなど。なかなかの高性能だと思うが、減りは早そうだ。 ラビット株式会社 http://www.rabit.co.jp/ 文房具は小さな会社が、まだまだ元気に活躍しているので嬉しくなる。現在ラビットは、サクラクレパスのグループ会社ということらしい。 数年前に、角消しとか、形状に凝った消しゴムが出始めたが、個人的には消しゴムは四角くてよいと思う。すごく細かな部分をシャープに消したければ、下の写真のような字消し板とか使うべきだろう。通常の使用では四角くて小さすぎない大きさがベター。形状が複雑だとクラックが入って千切れてしまう。消しゴムは形状よりも素材で勝負すべき。でもカバーは改善の余地はあるなぁ。どれもカバーがボロボロになって、いつも修復するなり、自作するなりしているので。写真のカステルはボロボロになっているが、フィルムを貼ってこれ以上ボロボロにならないようにしている。

サドル交換

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オクターブチューニングの精度を上げるためにサドル交換を行う。以前サウンドハウスで買ったTUSQのサドルを使う。 サウンドハウス サドル Graph Tech社 TUSQ(タスク) 101.6 x 3.17 x 12.70 mm 630円 http://www.graphtech.com/ 通常サドルは1~6弦まで1枚のサドルで作られているのに対して、Takamineは、サドルが1~2弦と、3~6弦用に分かれている。チューニングの精度を上げるための構造だと思うが、個人的には普通のサドルの方がいいなぁ。どうしてもこのポジションの中でオクターブチューニングすると、1、2弦は弦高が3mm(12フレット)ぐらいになってしまう。個人的には2mm以下にしたいのに、このサドルではオフセットしないと無理。今回は微妙にオフセットしてみた。 今回はお試しに1~2弦のサドルのみ交換してみた。 サドルは以前に1回交換したことがあって、サドルの微調整のたびに、すべての弦を緩めてサドルを取り外し、調整の時にはチューニングをやり直してと、やたら手間がかかった。今回はサドルを6等分にして、各弦独立してサドルの調整が出来るようにしてみた。こうすれば、調整中の弦だけを緩めたりチューニングしたりすれば済むので作業効率がよくなる。 下は調整後のサドル。プラ用やすりで適当に削って仕上げてみたが、工作精度がイマイチになってしまった。 溝幅は2.5mmだったが、サドルの厚みは3.17mm。この厚さをそのまま利用して0.67mmネック側へオフセットさせることにした。溝に入る部分を2.5mm厚にして上は3.17mmのままで使った。オクターブチューニングに影響が出るほどのオフセットではなく、やっぱり弦高は3mm程度になった。 オクターブチューニングは狙い通り0~12の各フレットでプラスマイナス3cent以内に落ち着いた。でも半年以上使っている古い弦なのであやしい。新品で再度オクターブチューニングする必要がある。若干弦高を低く設定できる可能性がある。弦は古くなると、オクターブチューニングでは低めに出る傾向があるようだ。オクターブチューニングで1cent以内の調整は難しそうだな。このレベルの調整になるとギターそのものや、ネック、フレットとかの精度がシビアに要求されてくると思う

ナット交換

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ギターのナットの調整が不十分でビビリが出たので、ナットを交換した。ナットは名古屋にある大和マークというところで購入。フレットなどのギターパーツなどを一般にもネット販売していて、リペアする人には有名な店らしい。 大和マーク http://www.daiwamark.com/   牛骨ナットNo.T-1420 44×5×8mm 315円 元々のナットを取り外して、クリーニング後、買ったナットを適正サイズにしてはめ込む。作業は簡単そうだが、かなり繊細な作業で、それなりに苦労した。 見た目はイマイチの出来となってしまった。なんか波打っている。弦は半分ナットに埋まって、半分は出ている状態。 溝の深さについて フレットの高さよりも若干高く設定した。以前はフレットと同程度で調整したら、使っているうちに、フレットよりも低くなって音がビビリ出した。それを考慮してフレットよりも0.1mm程度高くした。本来はフレットと同じ高さに調整した方がオクターブ調整などもよりスムーズになると思う。 溝切りは適当なヤスリを使って行ったが、これはかなり重要な作業なので、もう少し慎重にやるべきだった。弦が挟まってしまうような溝は最悪で、チューニング時にカキッとか鳴るのは、この部分の調整が悪い証拠だと思う。弦がスムーズに動けるような溝で、なおかつ左右(上下?)にはズレない溝であるべきで、かなり繊細な作業だ。ルーペで見ながら調整したけど、今後は溝切り方法と、精度の出し方は考えたほうがよさそうだ。ナットの加工がうまいと開放弦を鳴らしたときの音が全然違うと思う。初めてのナット加工は40点といったところ。次回は0フレットの考え方で作ってみようかな。

Audacity DC-offset 自作プラグイン Nyquist

引っ越し sound programming 目次

Audacity Amp 自作プラグイン Nyquist

引っ越し sound programming 目次

Apple iPod Shuffle 4th generation &
ELECOM EHP-SPNBS01GY

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自分用ではないが、iPodとヘッドフォンを購入した。作業しながら聞けるものということでApple iPod Shuffle & ELECOM EHP-SPNBS01GYの組み合わせになった。通常のiPod+付属インナーフォンでは、ケーブルがブラブラして都合が悪かった。買ったエレコムのヘッドフォンは、本体に直接iPod shuffleをセットして使うためケーブルがなく、引っかかったりする心配がない。またジョギングなどのスポーツシーンで利用することを想定しているので、安定した装着が期待できる。 まずはiPod Shuffleからレビューしてみたい。アップル製品を購入したのは久しぶりだ。改めてプロダクトへのこだわりがすごいなぁと感心させられた。でも見た目重視の比重が大きすぎるようにも思えたが、満足度は高い。 iPod Shuffle 4th generation MC750J/A 定価:4800円 (参考価格 4368円 Amazon) 発売日: 2010/9/2 メモリー容量 : 2GB サイズ: 29x31.6x8.7mm 重量: 12.5g パッケージ パッケージ凝りすぎ。プラケースまで作って凝りまくった結果こうなりましたという感じ。このパッケージは捨てられないなぁ。とりあえず、付属品を入れておこう。 完全にディスプレイだ。店頭での陳列を意識しているのが伺える。 同梱物 シンプルな内容だ。ドックじゃないのがよかった。個人的にドックタイプは嫌い。本当は接続用USBケーブルなんてないほうがよいのだけど。 説明書は小さすぎるでしょ。最小限の記述で、日本製品とは明らかに違う。 本体と箱の固定方法が不思議。 ひっくり返すとテープで止めていた。これで十分ということか。なかなか驚きの固定方法だ。 USBケーブル USBは4芯なので、ミニプラグ形状の4芯を使ってUSB接続を実現している。端子を減らしたい、本体を小さくしたいというのは分かるが、汎用性はなくなるねぇ。 付属インナーフォン これはフォスター電機製かな? 不明だ。音は悪くないと思う。無理していない音は好き。今回の用途では使わないけど。 説明書、ステッカーなど たったこれだけでいいのか?というぐらいの説明書。 本体

Ogg Vorbis と ACC, MP3 位相比較

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YouTubeがようやく完全WebMになったので、改めて音声コーデックについて考えてみようと思う。WebMは音声にVorbisというコーデックを使っている。従来はAAC だったので、その違いはあるのだろうか。特にYouTubeでは解像度の低い動画をアップすると、低ビットレートでコーデックされたので音質は著しく劣化した。ビットレートは不明だったが、音質とデータ容量から60kbpsもしくはそれ以下と思われる。ここでは57kbpsを基準にしてVorbis、AAC、MP3を比較しようと思う。 http://www.vorbis.com/ Ogg Vorbisについて簡単に紹介 対応フォーマットなどでOggと書いてある場合 Ogg Vorbisを指している場合が多い。本来Oggはコンテナで、Vorbisは音声フォーマット。OggコンテナにはFlacなど他の音声フォーマットが入る場合もある。そうなるとOgg = Ogg Vorbisでは混乱を招き兼ねない。ということで好ましい言い方ではないと思うのだが、すでにこの言い方が普通になってしまっているので慣れるしかないようだ。 ライセンスについて。MP3, AAC, Ogg Vorbisの中で、オープンソース&パブリックドメインはOgg Vorbisだけ。他はライセンスが発生するので、使用する場合は料金を払う必要がある。ユーザーとして利用するだけなら無料であるが、メーカーなどはライセンス料を支払っている。この関係でオープンソフトウェアはMP3,AACを手軽に扱うことは出来ない。Audacityにしても、MP3,AACは別途組み込む必要がある。Chromiumに至ってはmp3,AACをaudioタグで再生することすらできない。 Ogg Vorbisは普及しているのか? メモリオーディオなどのハードはMP3のサポートは当然だが、Ogg Vorbisをサポートしている機種は数えるほどしかない。そういう意味ではハード寄りの普及はメーカーの姿勢が変わらない限り見込めない。 一方ウェブ上ではこれから徐々に普及していくと思われる。知らず知らずの間に使われるようになるのではないかな? やはりライセンスの問題が発生しないというのは強いと思う。このBlogでも音声はOgg Vorbisを使っている。 Ogg V