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TTS-1 SFX カテゴリー

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無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源 TTS-1 の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音は、なるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなく Phoenixverb を使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。 SFX サンプリングされた音を広い音域に割り当てられているので、低すぎたり、高すぎたりすると、録音した音からかけ離れていく。低い音はゆっくり再生することで実現しているため長くなり、高い音は速く再生しているので短くなっている。オリジナル音はおそらくC4に割り当てられている。 また、ここにある音色の多くは、ドラムセットのSFXにもあるが、ドラムセットは1鍵盤に1音色なので音程をいじるにはピッチベンドなどに頼ることになる。 121 000 GtFret Noise ギターのフィンガリングノイズ。ギターの音色に、これを効果的に混ぜるとそれらしくなる。 121 001 GtCut Noise ギターのブラッシングもしくはアコースティックギターのボディを指先で叩いたような音。 上記ギターノイズ2種を利用したアコースティックギターの打ち込み音はこんな感じになる。最後のフィンガリングノイズは生々しいかも。 121 002 Slap_St.Bass スラップベースのとき意識的に使うアタックノイズ。 フィンガーベースの音を止めるときに出るノイズとして使ってみた。こうすると弦がフレットに当たった音として聞こえる。 122 000 Breath Noise フルートなどのブレスノイズだが音程感があるので、ノイズとしてではなく、ちゃんと使う必要がある。 122 001 FL.Key Click(フルート・キークリック) フルートのキー操作の時に出るノイズ。この音はアコーディオンなどにも有効だ。 フルートに上記ノイズを加えてみた。 123 000 Sea Shore 海

TTS-1 Chromatic Percussion カテゴリー

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無料のCakewalkに付属している20年ほど前のGMマルチティンバー音源 TTS-1 の音色を各カテゴリーごとに紹介。古い音源だけれど意外とポテンシャルは高く、多くの音色は現役で使えると思います。サンプル音は、なるべく楽器の持ち味が生きるようにしてみました。リバーブはTTS-1ではなく Phoenixverb を使っています。これだけで音が蘇ります。またオリジナル楽器の簡単な説明と写真を載せましたので、各音色の理解を深め、TTS-1を見直してみてはいかがでしょうか。 Chromatic Percussionカテゴリーは、音程を持った体鳴楽器。基本叩くことで発音するため、MIDIキーボードとの親和性も高いカテゴリーといえる。 009 000 Celesta 音域C4-C8 鍵盤を持った幻想的な音が出る体鳴楽器チェレスタ。 ピアノ奏者が弾けるメリットは大きい。 チェレスタを使った楽曲としては「くるみ割り人形」などが有名。 また最近ではハリーポッターのサウンドトラックで使用され再び脚光を浴びている。 サンプルはサウンドを似せるためにattackを若干遅らせてみた。 010 000 Glockenspiel 音域C5-C8 グロッケン(鉄琴)。かなり音域が高く、ビブラフォンのようなダンパーペダルもない。 ミュートしたいときは手で押さえるのだが、高音域ということもあり、サスティーンはあまり伸びないので問題はない。 もっぱらキラキラしたサウンドを出すことが、この楽器の役割。 サンプルは上のハリーポッターを鳴らしてみる。随分と雰囲気が変わる。音作りで何よりも気をつかうのはリバーブ処理だと思う。アタックの鋭い音はリバーブの質が問われる。 011 000 Music Box 音域C4-C6 オルゴール。「さよなら銀河鉄道999」で使われていたオルゴールのメロをやってみた。劇中ではテンポが落ちると共に音程も落ちるという、オルゴールではなくテープか?という演出だった。オルゴールはゼンマイの力が尽きるとき、テンポだけが落ちて、音程は落ちないが正解。 012 000 Vibraphone 音域F3-F6 ビブラフォンは共鳴筒のある鉄琴で、モータによって共鳴筒の開閉を行うことでヴィブラー