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VSTi TAL U-NO-62
(Roland Juno-60 アナログシンセ)

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アナログシンセの構造を少し理解しておこうということで、なるべくシンプルな操作性のフリーVSTiを探す。 KVRサイト を眺めてもアナログ系は膨大にあるので、選択に迷うところ。 以前Moog系を試したので、今回は違うポリフォニックのものにしたい。 条件としては、Cakewalkで使うのでWin64bit限定。またSynthedit、SynthMakerなどではない独自に作られたもの。パラメータをMIDI(cakewalk)でコントロールできることなど。 とりあえず実機があるシンセに絞り込み、ポピュラーなものということで、TAL社(スイス)のU-NO-62というものにしてみた。 RolandのJuno-60(1982年)をモデルとしていて、パラメータが少なめなのがいい。 音は今風シンセと違って、80年代初期という感じの古い電気楽器的な音。チープな感じが逆に新鮮。Rolandからマニュアルもダウンロードできるので、パラーメータの動きも理解できると思われる。 U-NO-62はTALのフリーシンセとしては古いもので、今から10年前の2008年で開発も終了している。 サポートもないし、マニュアルもない状態。本当は開発が継続している同社のNoiseMakerを使った方が無難なのだろうけど、操作が簡単そうという理由から、今回はこちらを使ってみた。 TAL(スイス) U-NO-62 主な仕様 dll size: 1499KB DL size: 327KB VST2 32bit/64bit https://tal-software.com/products/tal-u-no-62 Polyphonic (6 voices) Bandlimited oscillators One syncable LFO with five different waveforms 24 dB lowpass filter with self oscillation, non-resonant high-pass filter Fast ADSR envelopes Smooth cutoff changes (also with midi controllers) Velocity sensitive filter envelope Midi lea

ダイレクトボックス自作(アクティブ - Bass&Guitar兼用)

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トランスの入手が困難なため、 先週末に考えたアコギター専用DI と製作した ベース専用DI を一体化することにした。改造ではなく作り直してみた。 個人的にギターとベースのDIが同時に必要になることはないので、切り替えて使えれば問題ない。ベースは増幅が約1倍で、ギターは約8倍とした。 ファンタム電源を利用したFET1石(東芝2SK30A)で、トランスにより、バランス出力している。 念のためスルーアウトプットも付けてみた。 回路図は以下の通り。 切り替えは内部基板上の1本のジャンパーを差し替えることで行っている。本当はスイッチにしたかったのだけど、手持ちで使えそうなものがないため諦めた。 PIN1にジャンパーを差すとRD1とRD2が並列になり、約5kオームになる。この状態がベース用となる。 PIN2に差すとRSがキャンセルされ、ギター用となる。 仕様的にはファンタム電源33~48Vで安定動作。低い電圧だと正常に動作しないと思われる。FETに流れる電流は2mA程度。 完成 ここんとこ毎週末DIの設計やら製作をしていたので、今回はかなり要領よく作ることができた。 早く出来、仕上げがきれいで、動作も一発で完璧だった。当たり前だが、似たようなことを何度もやると上達するね。以下が完成したダイレクトボックス。 スペース的にゆとりがあったので、回路図をそのまま投影したような基板レイアウトにした。 何事もわかりやすいのは、よいと思うのだ。 上写真はスルーアウトは未接続状態。 音も不思議とよくなっている気がする。多分気のせいではないと思う。ノイズも減っているので、おそらくアースの取り方がよかったのだろう。 音 ベース、ギターともに個人的には不満ない音。回路的には先々週作ったDIと同じなので、音も当然同じはずなのだが、丁寧に作ったおかげでノイズは減っている。 Fishmanパッシブピックアップを付けたアコースティックギター用に先週末考えた8倍増幅で製作したが、インターフェイスの入力レベルを、それほど上げる必要もなく、使い勝手がよくなった。音はギターの高音域がきっちり拾えている。 Fishmanパッシブのような出力レベルの低いピックアップは、プリアンプが必須。 まとめ とりあえずD

ダイレクトボックス自作
(アクティブ - アコギ専用)

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先週末は ベース専用のDI を作ったので、今週末はアコギに付けたFishmanピックアップ専用のDIを設計。 ただ、トランスを入手してないので設計だけ。 基本的にはベース専用DIの8倍増幅バージョンで、ファンタム電源を使うアクティブDI。 本来DIは増幅させないのだが、 fishmanのピックアップはエレキの1/10程度の出力しかないので、増幅しないと使いにくい。 回路図は以下のようになった。 ベース用がそれなりに使えるので、これも使えるとは思う。 しかし、トランスの入手が困難になりつつあるようだ。メーカーに在庫もなく、生産の目処も立っていないとか。 そうなると、トランスはやめて、トランジスタのエミッタフォロワか、FETのソースフォロワを出力にしてもいいかもしれない。そっちのバージョンは暇を見つけて設計してみようと思う。 つづき アクティブ - Bass&Guitar兼用

ダイレクトボックス自作(アクティブBASS専用)

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先週作ったDI はアコギ用だったので、ベースにはいろいろ使いにくかった。そこで本日ベース専用に改造してしまった。 アコギ用は後日作り直す予定。 改造内容 まず、ベース用は利得1でいい。6倍もあると、入力レベルが大きすぎてしまう。 DIの場合マイク端子に接続するので、マイクプリで増幅することを前提としている。 そもそもベースの場合はコンデンサーマイク並みにレベルが高いので、DIで増幅は不要。 電池を消耗するのは気分的にエコっぽくないので、ファンタム電源で駆動するようにした。 以上の内容を盛り込んだ回路がこれ。ゼロバイアスのソース接地増幅回路となっている。出力は前回と同じくトランスでバランス出力にしている。 トランスのセンタータップを使うことで、ファンタム電源を利用している。 降圧もせず、そのまま使っているところがポイント。 電池との兼用を考えていないので、実現できたシンプルさ。 ファンタム電源の電圧は48Vだが電源側に6.4kオームの抵抗が2個それぞれ入っていて、並列で3.4kオームの負荷がすでにある状態。 この抵抗はおそらくショートさせないための安全対策だろう。 ただ、これによって回路の消費する電流値で電圧が変動してしまう。 実際に作って電圧を測ったところ、45.5Vとなった。 FETには0.69mA程度流れるので、計算的にも合っている。 手持ちパーツで作ることを前提としているので、抵抗などの定数は理想というわけではない。 C-OUTは2.2uFでカットオフ周波数34Hz。直接音質を左右するパーツなので、容量よりも種類の選定の方が重要かも。 増幅作用はほとんどないが、実際は1.2倍程度となっている。 入力インピーダンスは1Mオーム。 出力インピーダンスはトランス前で2.3kオーム。トランス後に1/17になるので、135オーム程度だろうか? シミュレーションも、測定もできないので、ちょっとあやしいけど。 FETに流れる電流値は0.69mA程度なので、省エネかつ、FETの特性から音質も悪くはないと思われる。 基板もケースもそのまま利用。 音 録音して 先週作ったDI と比較すると、 低音が若干軽くなっている。C-OUTの関係かと思われる。それ以外の音の傾向などは変わらない。

ダイレクトボックス自作(アクティブ)

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以前作った トランスだけのダイレクトボックス は、出力の小さいアコースティックギターにはパワー不足となってしまったため、ギター用のダイレクトボックスを作ることにした。 仕様的には数倍の増幅率があるダイレクトボックスを作ってみようと思う。 今回の製作コンセプトは、手持ちの材料だけで作り、1日以内で完成すること。つまり1円もかけない。 使用ギター アコースティックギターには、FishmanのNEO-D Humbucking を装着している。またミニギターには先日NEO-D Single Coilを無理やりつけたところ。 Fishmanのこのシリーズのピックアップは、音はナチュラルでアコースティックギターらしいのだが、どうにも出力が低め。テスタで出力電圧を測ると、コードを弾いても1mAあるかないかという感じ。エレキなら10mA程度、ベースなら20mAぐらい出るので、10倍近く増幅したいところ。シングルピックアップの方はさらに出力は低く、手持ちの機材では測定不可能というレベル。 回路設計 なるべく少ない部品点数で作りたいので、前回作ったトランスを流用し、前段にFETを利用した増幅回路をつけようと思う。トランジスタではなくFETにしたのは、入力インピーダンスを高くできるから。ギターのようにハイインピーダンスで小さい信号を受けるにはFETが都合がよい。 手持ちのFETは東芝2SK30Aしかないので、これを利用する。ちょっと考えたのが以下のゼロバイアスのソース接地増幅回路。 電源は9V乾電池。 製作時はOUTPUTにトランス(SANSUI ST-75)が追加される。 FETのデータシートを見るとドレイン電流はIDSSまでしか書かれていないが、実際にはもう少し伸びる。入力信号が小さければ、0Vを超えてもまだ使える。この特性を利用してバイアス回路を不要にしている。 LTspiceでシミュレーションすると、9Vで6倍程度の増幅率となる。理想からすると、やや不足気味だが許容範囲だろう。7Vでは4倍程度となる。5.5Vになると1倍で増幅作用はなくなる。実際使ってみて増幅率がもっと欲しくなれば、その時点で改造すればいい。 使うアンペアは手持ちのFET IDSS=2mA(実測値)から2mA程度だと思われる。ただ音が出ていない

チェーン交換

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最近漕ぐときゴリゴリしたので、よく見たらチェーンが伸びていた。 下の写真のようにチェーンリングとチェーンが噛み合っていない。チェーンが浮いたような状態。漕ぐたびにチェーンが食い込み、ゴリゴリしていたわけだ。チェーンリングも削れて最悪の状態。 チェーンは消耗品で使っていると伸びてくる。10年ぐらい使用したので当然という感じだが、今年の異常に暑い夏の長距離移動で一気にダメになったような気がする。地面の表面近くは50度以上あったからね。 新しいチェーンは安いシマノCN-HG53(1540円 Amazon)にした。シマノのチェーンはKMC(台湾)のOEMだが、シマノブランドの方が安いね。 118リンクだったので、BD-1の元々のリンク数114に合わせて切った。 新しいものに交換した写真。チェーンリングとチェーンがちゃんと噛み合っている。 これが正常な状態。 交換後試乗してみたところ、ゴリゴリは解消された。

DEXEDでピアノ音作成 & ピアノ練習 2018年 6月

「はじめてのギロック」の3曲目「道化師たち」を練習してみたが、すぐに飽きてしまった。同じことを繰り返しやるのは苦手だ。 それでも、そこそこのスピードで弾けるようになるまで練習してみた。結局毎日は練習していない。 むしろ時間があれば、VST音源のDEXEDをいじっていた。 とりあえずピアノ音を作ってみたので、早速ギロックを録音してみた。 作った音を録音したいから、急遽練習するというおかしな状況。 DEXEDピアノ音について 電子ピアノCLP-100 の音に不満はないのだが、DEXEDでも似たようなピアノ音がないか、ヤマハのプリセットなどを漁ってみたが、なぜかどれもイマイチ。もともと61鍵のDX7用ということもあってか、高音域と低音域が全く使えない。低音域は本当にダメ。有名なエレピも低音は使えないし、高域では妙に共振する音も発生してしまう。CLP-100のPIANO1の音はすごいと改めて思う。ただちょっと地味すぎかな。 そこで何もないところから自分で作ってみることにした。 アルゴリズムは3番を使用し、2つの音を組み合わせるような考え方で組んでみた。 手持ちの電子ピアノを参考にバランス重視で、若干きらびやかな音を目指す。 ベロシティで気持ち良い反応をするように設定してみたが、なかなか狙い通りとは行かない。 ほんのわずかな違いでも、弾いてみると結構違う印象になってしまう。いろんな曲を弾きながら調整する必要があるので、こだわると時間がかかりそう。 今回は1時間ほどあれこれいじってみただけなので、それほど調整されていない。 長期間かけて弾きながら調整していくのが正解だろう。 FM音源の音作りは難しいとされているが、しっかり構造を理解すれば、それほどでもないと思う。 コツとしてはモジュレータのゲインを把握すること。これはパラメータのどこをいじっても変化していく。さらに音域ごとにも違う。 どのつまみを動かしたら、どうゲインが変化するかを常に意識する必要がある。 理想的にはグラフのような視覚的なものがあれば一目瞭然なのだが、それがないので、何が起きているか把握しにくい。特にDX7実機は全体を見渡すこともできないので、手間ばかりかかるのは明らか。ちゃんと把握して音作りをしていないと、何をやっているのかわからなくなり、思うような音にもならないので、

ピアノ練習 2018年 5回目

「はじめてのギロック」の3曲目「道化師たち」はちょっと厄介。音域が広くて、手の移動が結構ある。譜面を見て、数分でそれなりに弾くのは無理があった。数日練習する必要がありそう。そこで練習頻度を上げることにした。下はとりあえず現状のスローな「道化師たち」。一か所間違えている。 週末に弾くだけでなく、なるべく毎日弾くことにした。1日30分から1時間は弾きたい。 ただ平日は帰宅して疲れきったところで、夜中の練習なので、気力がほとんどない状態。それでも、それなりの成果はあるでしょう。 改めて目標設定 特にピアノ曲を弾きたいわけでもないし、クラシック曲を弾きたいわけでもない。弾けるにこしたことはないが、そこまで努力するつもりもない。ピアノというかキーボードの練習を始めた理由はコードを弾くため。 もう少し詳しく書くと、 右手でコード、左手でベースを弾けるようにする。これで伴奏ができるはず。 もしくは左手でコード、右手でメロディを弾けるようにする。これができると、コピーやら作曲に便利っぽい。 上記をすべてのキー、あらゆるコードでスラスラ弾く。これが結構難関。 ピアノを弾くことによるメリット 鍵盤に慣れるとギターでは発見できなかった、音の関係について発見がありそう。実際コードの理解とか役立っている。ベースとコードをいっぺんに聴くことができる利点も大きい。 たとえば、きわどいベース音があったとして、ギリギリ許せるか許せないかの判断ができるなど。 鍵盤は音楽を考えるには、すごく便利な道具であることは間違いなさそう。 作曲家のほとんどがピアノを弾くのは、その辺が理由だろう。 まずは基礎から 上記の目標を実現するには、指が動かなくては話にならない。ということでバーナムやギロックで練習。まずは、機械的に左右の手が動かせるようになって、そのコンビネーションも最低限できるようにしたいと思っている。 やっているうちにピアノが好きになれば、もう少し目標を上げてもいいかもしれないが、ギターも弾きたいので、ある程度の技術が身に付いたら、ギターに専念しようと思っている。ピアノは先月からちょっと練習を始めて、今月から毎日練習に変更。おそらく、これから2か月ぐらいで、そこそこ慣れるのではないかと思われ

ピアノ練習 2018年 4回目

週末のピアノ練習。「はじめてのギロック」の2曲目「のろし」を少し弾いてみる。 キーがGmの曲だが、途中に出てくる印象的なDb部分をどう解釈してよいか迷うが、たぶんコードEb7/Gだろう。単純じゃないのでギロックの曲は面白い。 やっぱり左手のスケール練習をしないとダメだわ。力のコントロールができていない。 特に低音域できれいに音を出すのは難しい。さらに最低音を押さえるのは、一番非力な小指になってしまう。 左手の小指を重点的に鍛える必要がある・・・ ベース&キーボード練習の記録

VSTi DEXED 音作りは動的波形でイメージ

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DAWのCakewalkで、VSTiが問題なく動くかどうか、DX7クローンのDEXEDを試してみた。動作は問題ないどころか、SAVIHostよりも安定していた。さすが元有料ソフト。 しかしFM音源の音作りのノウハウをすっかり忘れていた。 そこで改めて、どのようにイメージしたらFM音源を使いこなせるか考えてみた。 思いついたのは波形を視覚的に理解するということ。 基本的に周期波形をしっかり作ってしまえば、後はアタック、リリースの調整ぐらいなので簡単な話。 FM音源の周期波形はキャリアとモジュレータの周波数比とレベルで決まる。これを感覚的に使いこなせれば、音作りもそれほど難しくはない。 そのためのツールをJavaScriptで作ってみた。 FM音源の波形合成シミュレーション carrier coarse 1.0 carrier level 99 modulated1 coarse 1.0 modulated1 level 99 modulated2 coarse 1.0 modulated2 level 99 modulated3 coarse 1.0 modulated3 level 99 スライダーでいじれるのはキャリア(青)、モジュレータ1(赤)、モジュレータ2(オレンジ)、モジュレータ3(紫)のcoarse(周波数比)とLevelになる。これは接続順でもある。そして緑の波形がキャリアからの出力波形となる。 またモジュレータは上記のように3つ直列してあり、DEXED(DX7)の最大(アルゴリズム1、2)の状態。モジュレータを少なくしたい場合はLevelを0にすれば無効となる。値の範囲はDEXEDと同じにしてみた。 これをしばらくいじっていればDEXEDで音作りする際、迷うことは少なくなると思う。 たとえば、理想に近いのこぎり波や矩形波を作ろうと思うと、モジュレータは多いほどいい。DEXEDではモジュレータ3つが最大なので、その範囲で作るしかない。 上記でシミュレーションすれば、簡単にのこぎ

ピアノ練習 2018年 3回目

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電子ピアノ CLP-100 をつないでCakewalkのピアノソフト音源をいじってみた感想。全然使えない・・・・  SI-Electric Piano(エレピ音源)はベロシティによる音量差はほとんどなく、コンプかけまくられたエレピサウンドだった。 ベロシティの違いによる音種は強弱の2種類しかないように聞こえる。 バンドアンサンブルで使うなら埋もれなくてよいのかもしれないが、ピアノ練習では全く使えない。 音はサンプリングなのだが、強弱、音程による音質差がありすぎてなんとも不自然だった。 マルチティンバーのTTS-1のピアノは、普通にベロシティが効いている。ただ音が遠くで鳴っているような、ややくすんだ音ばかり。弾いていて気持ちよさはない。アンサンブル重視でこうなったのだろう。 ということでcakewalk付属のソフト音源は微妙だった。 それに対して古いがCLP-100のピアノの音はまともだった。つまんない音に聞こえるが、ベロシティは素直だし、強く弾いた時の音質の変化も絶妙。さすが、お稽古用のエントリーモデルのことはある。 下サンプル音はMIDIでベロシティを1~127まで鳴らした時のもの。最大ではかなり音が歪んでいるが、これが気持ちよい。 FM音源なので、強弱に対しても、音程に対しても、音質が滑らかに変化していく。 波形でみるとこうなる。わりと滑らかに変化しているのがわかる。対数で見るとほぼ直線となる。 理想的なカーブだと思われる。 ギロックでも 電子ピアノを使う前はカシオのキーボードを少し使っていたが、あれはベロシティがなく、強弱の差がなく、表現力に乏しかった。 ピアノぽい演奏は無理に等しかった。 今使っているのは、古くても、まともな電子ピアノ。 そこで強弱を意識した練習でもしてみようと思って、ギロックに手を出してみた。 「はじめてのギロック」というもので、初心者向けの練習曲集となっている。 特徴としては弾いて楽しいと思えるところ。 で、一番はじめの曲を弾いてみた。 「LET'S WALTZ(さあ、ワルツを踊ろう)」という曲。 うーん、簡単な曲だが、表現となると難しい。まずは、なるべくテンポは一定で、強弱だけで曲として成立するようにしてみたがイマイチだっというオ

Cakewalk by Bandlab TTS-1のセッティング

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cakewalkにはソフト音源があらかじめいくつかインストールされている。 その中でマルチティンバー音源であるTTS-1を使ってみようといじったら、意外と手こずったのでメモしておく。 TTS-1のセッティング方法 まず空の新規プロジェクトを作成。 次に新しいトラックを作成するのだが、下記のようにInstrumentsからTTS-1をダブルクリックする。 するとウィンドウが開くので、下記のようにチェックを入れてOKする。 すると以下のように2つのトラックが作成される。1がないと音が出ないようだ。2は普通のMIDIチャンネルで、音源TTS-1のPianoを選定したところ。このトラックのパラメータでMIDIの入出力などを設定すれば、打ち込みができるようになる。 トラックの数字横アイコンをクリックすると、下のようにTTS-1のウィンドウが開く。ここで16チャンネル分の各種設定ができる。 シンセラック(表示 > シンセラックビュー)にはTTS-1があるはず。ここにはスタンバイしているソフトシンセが並ぶ。TTS-1はマルチティンバーなので、普通は1個ここにあれば十分のはず。2個も3個もできていたら、無駄なことをしていると思った方がいい。 マルチティンバー音源は、一つの音源で複数の音色を鳴らすことができるので、音色ごとにトラックを作成する必要がある。下はMIDIトラックの挿入で、トラック3を作成したところ。同じように必要数トラックを作成していく。 各トラックでTTSの音色(パッチ)管理はインスペクタにある、C(MIDIチャンネル)、B(バンク)、P(パッチ)で行う。 以下でトラックのチャンネルを選択する。 バンクはNormal0がGM規格のようだ。GM2では同じpiano1でも、piano1st、piano1dと3種類あったりする。対応は以下のようになっている。 Normal0 → piano1 Normal1 → piano1st Normal2 → piano1d また Normal4 を選択した場合は piano1 になるようだ。 ドラムの場合は 15360-Preset Rhythm を選択。 プリセットは上がNo